フランスに置かれたダイムラーの工場で生産されているスマートfor twoですが、新たに量産グレードとして加わった電気自動車「エレクトリック・ドライブ」も、エンジンを搭載するスマートfor twoも量産車としてラインで作られているということで、その画像が公開されています。
日産リーフが、日本の追浜工場では他モデルと混合で生産されていることを考えれば、不思議ではありませんが、こうして量産ラインで生産されているという発表を目にすると、電気自動車が特別なものではなく、あくまでひとつのグレード、当たり前の存在になりつつあると感じさせられます。
なお、ドイツ本国でのスマート・エレクトリック・ドライブはクーペとカブリオレの2タイプ。価格はバッテリー込みとバッテリーをリース契約する二種類があるということで、次のようになっています。
■バッテリー込み車両価格
クーペ:23,680ユーロ
カブリオレ:26,770ユーロ
■バッテリーリース時の車両価格
クーペ:18,910ユーロ
カブリオレ:22,000ユーロ
バッテリーリース料金: 65ユーロ/月
ユニットから車両本体までヨーロッパで初めて量産される電気自動車というスマートfor twoエレクトリック・ドライブ。はたして、どれほどの支持を受けるのか、気になる一台といえそうです。
(山本晋也)