夏の計画停電に今から備えよう#jishin

計画停電真っ最中の昨今です。

東京電力の予測だと遅くとも4月いっぱいで火力発電も一部を除いて復活するということで5月からはなんとか計画停電無しでもいけるようなのですが、心配なのは夏!

ご承知の通りの原発事故で夏のピーク時に1500万KWくらい電気が足りない。エアコンをぶん回して冷蔵庫には麦茶装備で氷の大量製造なんて普段どおりの生活はちょっと厳しいかもしれない場合によっては再び計画停電もありえます。

というかやるかも、と東京電力も言ってます。これではおちおち電気自動車になんか乗っていられないではないか。夏に備えて今から節電の準備をしなくてはいけないかもしれない。夏の節電に効果を発揮するのはやはりエアコン、冷蔵庫なのですがいまだに20世紀のエアコンや冷蔵庫を使っている方は本当にたくさんいらっしゃいます。

1999年製のエアコンと2010年製のエアコン、実は消費電力が3倍近くも違います。最新のエアコンはかなり省エネ。冷蔵庫でも2倍以上の開きがあります。夏とは関係ありませんがブラウン管のアナログテレビと液晶の地デジテレビなんて5倍以上も違う

つまり、20世紀の古い家電を最新のものに買い換えるだけでかなりドラマティックに節電ができるのです。節電すればお財布にもやさしい。エアコンや冷蔵庫なんて高い買い物だと思われるでしょうが電気代の差額で考えると、猛暑であれば2年で元が取れます。そして、なぜ今エアコンや冷蔵庫を買い換えようなんて話をするかといえば、これらの電気製品を買い換えるときにもらえるエコポイントの申請期限が3月31日までだから。

今から電気屋さんへ行けば充分間に合います。

この機会に新しいエアコンや冷蔵庫、テレビを買って夏の計画停電対策をしましょう。

 

参考

グリーン家電普及促進事業

 

 

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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