■25周年を迎えた「MODELLISTA」が米国市場に進出
トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、2023年10月31日(火)から11月3日(金)までラスベガスで開催される「SEMA(Specialty Equipment Market Association)」ショーに「MODELLISTA(モデリスタ)」ブランドで初出展すると明らかにしました。同ブランドのアジア以外での主要モーターショーへの出展は初です。
同ショーは、米国自動車用品工業会(SEMA)による世界最大のアフターマーケットショー。今回の出展は、アメリカに「モデリスタ」ブランドを導入する検討をしているためだそうです。同国に導入を検討しているモデルの中から、レクサスLX、レクサスRX、トヨタ・クラウンクロスオーバー(米国名はToyota Crown)の3台が展示されます。
アメリカでの「MODELLISTA」のローンチになり、同ブランド25周年のヒストリーパネルの展示、ブランドブックなどの配布も行われ、来場者や同国のメディアに対してモデリスタをアピールする場になります。
なお、米国で販売が検討されているMODELLISTA仕様は、レクサスではLX、RX、NX、IS。「TOYOTA」ブランドは、カローラスポーツ(米国名はCorolla Hatchback)、プリウス、クラウン クロスオーバー、ハリアー(米国名Venza)、RAV4の計9モデルが予定されています。
今後は、現地販売店、販売代理店と本格的な販売に向けて調整が進められることになります。なお、米国ではエアロパーツセットが中心となり、日本で発売されている全商品ではなく、同国の市場や法規に合った商品のみが導入される予定です。
(塚田勝弘)