■足元には、19インチフルブラックアルミホイールを採用
シトロエンのミドルサイズSUV「C5 AIRCROSS SUV」は、2022年11月にマイナーチェンジを受け、スタイリッシュな内外装に変身しています。シフトレバーから小さなシフトセレクターになるなど、すっきりしたセンターコンソールまわりになり、現行型登場時からイメージを一新。
さらに、2023年6月の一部改良で、プラグインハイブリッド車の駆動用バッテリーの電力量が13.2kWhから14.2kWhに高められ、EV走行可能距離を65kmから73kmへと約12%延ばすなど、商品力の向上が図られています。
なお、PHEV仕様は133kW(180ps)/300Nmの1.6L直列4気筒ガソリンターボとモーターが組み合わされています。
そのC5 AIRCROSS SUVに、2023年9月14日、専用ボディカラーやアルミホイールが用意された30台限定車の「C5 AIRCROSS PLUG-IN HYBRID Edition Noire」が加わり、同日発売されました。
同限定車は、PHEVモデルの「C5 AIRCROSS SUV SHINE PACK PLUG-IN HYBRID」がベース。カタログモデルに設定されていない「ノアール ペルラネラ」のボディカラーをはじめ、専用アルミホイールが採用されています。
「ノアール ペルラネラ」は、漆黒のような深い光沢が特徴のカラー。アルミホイールには、ベース車の18インチの切削ホイールから、専用の19インチフルブラックアルミホイールにスイッチされています。
ボディ全体がブラックで統一され、都会的な雰囲気を醸し出しながら、足元もスポーティで引き締まったムードを放っています。
なお、装備はベース車に準じていて、上質なナッパレザーに、座面や背もたれの通気性を高める「パーフォレーテッドレザー」が組み合わされたコンビネーションレザーシート、フロントシートヒーターが用意されています。
さらに、「MyCitroen」アプリを介したリモート操作により、出発時刻に合わせて車内を快適な温度にする「プリコンディショニング」や充電開始時刻の設定が可能な「eリモートコントロール」など、快適性や使い勝手を高める装備も充実しています。
●価格:674万円
(塚田勝弘)