他車からの死角を回避! 最新の高度運転支援技術「Toyota Teammate(Advanced Drive)」がトヨタMIRAIに搭載

■コネクティッドナビ対応「ディスプレイオーディオPlus」を搭載し、車内Wi-Fiにも対応

2022年12月19日(月)、トヨタは燃料電池車(FCEV)のMIRAI(ミライ)を一部改良し、同日発売しました。ホンダ・クラリティ FUEL CELL(リース販売)が2021年9月に終了したことで、日本で現在、新車で買える唯一のFCV(乗用車)となっています。

トヨタ・ミライ
トヨタ・ミライのエクステリア

今回の改良では、コネクティッドナビ対応「ディスプレイオーディオPlus」が搭載されたのがトピックス。

トヨタ・ミライ
コネクティッドナビ対応「ディスプレイオーディオPlus」を採用

全画面表示が可能な高精細HDワイドディスプレイに加えて、車内がWi-Fiスポットになる「車内Wi-Fi」が「T-Connect」サービスの有料オプションとして設定されています。

そのほか、フロントドアガラスにIRカットと高遮音性の機能が追加されたことで、夏場などの快適性、静粛性の向上が図られています。

トヨタ・ミライ
トヨタ・ミライのインパネ

さらに、高度運転支援技術である「Toyota Teammate(Advanced Drive)」に、他車の死角領域に配慮しながら走行する機能が追加されています。

同機能は、分岐や車線変更、追い越しなどを支援するもので、本線に合流してくる車両に対し、早めに減速して車間距離が確保されるなど、周囲(他車)にも配慮されたサポートが行われます。

トヨタ・ミライ
MIRAIのリヤビュー

また、隣接レーンを走行する車両の死角領域に、自車が走行し続けることを回避するように減速制御され、他車の死角領域を走行し続けることを回避。他車周辺に自車が走行し続けることで抱かせる圧迫感の軽減も盛り込まれています。

●価格帯:710万6000円~860万円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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