■室内スペースを拡大。燃費は35.8km/L(WLTCモード)に!
早いもので、発売から10年目を迎えたトヨタ自動車のコンパクトカー「アクア」。
2011年に低燃費や静粛性に優れるハイブリッドモデルとしてデビューし、2016年2月末には同社の車種で歴代最速となる4年3カ月で国内累計販売台数100万台を達成するなど、まさにドル箱車種となっています。
そんな「アクア」の次期モデルが、いよいよ7月中に発売されるようです。
各種情報によると、エクステリア・デザインはキープコンセプトながらも現行モデルから一層洗練度を増しており、車体サイズは後席の頭上スペース拡大を目的に全高アップ(+30mm)が図られているようです。(全長4,050×全幅1,695×全高1,485mm)
一方、ホイールベースについては現行ヤリスと同様、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)による「GA-B」プラットフォームの採用で2,600mm(+50mm)に拡大。
後席の足元スペース拡大により、ファミリーユースに適したパッケージングとなっており、コンパクトながらも高剛性の安定した走りを実現。
●先行予約がスタート。車両価格は10~30万円アップ
パワートレーンは1.5L直3ダイナミックフォースエンジン(91ps/12.2kgm)+モーター(80ps/14.4kgm)により、システム出力116psを発生するとともに、新開発駆動用バッテリー搭載により、WLTCモード燃費が現行の29.8km/Lから35.8km/Lへと大きく向上、EV走行可能速度についても向上しているようです。
駆動方式は現行のFFに加え、電気式4WDシステム「E-Four」が追加され、安全面では最新の「トヨタセーフティセンス」を標準装備。4グレード構成で、それぞれにFFと4WDを設定。ボディカラーは全9色を用意。
車両価格はFFモデルが200~240万円の設定で、現行比で約10~30万円程度の値上げに収まっているようです。
販売店では6月下旬からすでに先行予約をスタートさせている模様で、コンパクトなエコカーへの乗換えを考えている向きには注目の一台となりそうです。
【関連リンク】
トヨタ アクア
https://toyota.jp/aqua/