■スイッチ操作で開閉できるオートマチックテールゲートを標準化
2代目となる現行BMW X1は、初代のFRからFF化されたことで、後席とラゲッジスペースが拡大しています。同時に、SUVらしいボリューム感が増したフォルムも目を惹きます。
ボディサイズは全長4455×全幅1820×全高1600mmで、メルセデス・ベンツGAL、アウディQ3あたりと競合し、日本でも輸入SUVのエントリークラスとして高い人気を集めています。
BMW X1には、1.5L直列3気筒ガソリンを積むFFの「sDrive18i」系、4WDでは、2.0L直列4気筒ディーゼルを搭載する「xDrive18d」系、2.0L直列4気筒ガソリンの「xDrive20i」系があります。
今回の一部改良では、主力パワートレーンである「xDrive18d」系に人気の高いオプション装備を標準化することで商品力をアップ。競争の激しい同クラスSUVで存在感を高める狙いがうかがえます。
「xDrive18d」に標準装備されるのは、アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)に、ステアリング&レーンコントロールアシストが備わる「ドライビング・アシスト・プラス」、電動フロントシート(運転席メモリー機能付)、オートマチックテールゲートオペレーション(オーブン/クローズ)。
走行時のドライバーアシストやラゲッジスペースを使う際の利便性が向上するなど、より快適で便利な装備が充実しています。
価格は「BMW X1 sDrive18i xLine」が467万円、「BMW X1 xDrive18d xLine Edition Joy+」が503万円、「BMW X1 xDrive18d xLine」が528万円、「BMW X1 xDrive18d M Sport Edition Joy+」が521万円、スポーティグレードの「BMW X1 xDrive18d M Sport」が546万円となっています。
※上記写真は欧州仕様です。
(塚田勝弘)