■特別色「ブラックマイカ×アーバンカーキ」などのアースカラーも設定
現行カローラ ツーリングは、全長4495×全幅1745×全高1460mmというサイズで、3ナンバー枠に突入したものの、日本でも取り回ししやすいサイズに収まっているといえるでしょう。
現在の日本車では、5ナンバーサイズを死守するホンダ・シャトル(全長4440×全幅1695×全高1545mm)と共に扱いやすいサイズの貴重なステーションワゴンになっています。2021年4月2日、そのカローラ ツーリングに、特別仕様車の“ACTIVE RIDE”が500台限定で設定されました。
同日からオーダーを受け付け、4月19日に発売されます。
“ACTIVE RIDE”の名が示すとおり、アクティブな内外装が特徴になっています。ボディカラーにアウトドアで映える特別色「ブラックマイカ×アーバンカーキ」のツートーン、「アーバンカーキ」を含めた全4色を設定。流行のアースカラーがボディカラーに採り入れられています。
さらに、ツートーンの前後バンパーやロッカーモール、ブラック塗装が施された17インチアルミホイール、ダークグレーメタリック塗装のルーフレールにより、アクティブな印象を付加。
インテリアには、サテンメッキ加飾により上質さが増したファブリックスポーツシート(撥水加工付)をはじめ、オレンジステッチが施されたインストルメントパネル、ドアアームレスト表皮が用意されています。加えて、ディーラーオプションでサイクルアタッチメント、システムラック・ベースラック(ルーフオンタイプ)、エンブレムなども用意され、より実用的な仕様に仕立てることも可能。
走りでは、専用チューニングのサスペンションにより、意のままのハンドリングを可能にすると共に、安定した車両姿勢で快適性を引き上げたとしています。
搭載されるパワートレーンは、力強いトルクを発揮する2.0Lダイナミックフォースエンジンに、「Direct Shift-CVT(パドルシフト付10速スポーツシーケンシャルシフトマチック)」の組み合わせ。同トランスミッションは、発進用ギヤが追加されたことで、全速域でダイレクトな走りを披露します。
安全装備、快適装備も充実。「ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックオートブレーキ」には、「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」も付くなど、車線変更時や後退時のドライバーの視界をサポート。また、ウイルス菌の抑制に寄与する「ナノイー」をより進化させた、話題のパナソニック製「ナノイーX」が搭載されるほか、視認性と操作性に優れる大画面の9インチのディスプレイオーディオも用意。
カローラ ツーリングの特別仕様車“ACTIVE RIDE”の価格は266万円(消費税込み)です。特別仕様車の“ACTIVE RIDE”は、通常時392L、最大時802Lという大容量ラゲッジを備えたカローラ ツーリングをよりアウトドアテイストに染めた仕様になります。
(塚田勝弘)