スカイライン400R徹底試乗。400Rの加速には、一瞬で空気を豹変させる魅力がある【新型車インプレッション3/3（走行性能編）】 | スカイライン400R_エンジンルーム | 7枚目の写真（全11枚）

スカイライン400R

新色となるスレートグレーは400R専用色です。

400R専用開発タイヤではなく、ハイブリッド車とV6ガソリンターボ車のGT Type SPグレードに標準装着される19インチタイヤと同じです。

キックバックのようなショックや、ステアリングからの不快な振動がありません。この点だけ見れば、欧州車を超えたハンドリングの世界が見えます。

400Rには、電子制御ショックアブソーバー「インテリジェントダイナミックサスペンション」が装備されています。

400Rは、ボディモーションを抑える足を得たおかげで、これまではできなかった、より切れのあるDAS特性にセッティングされているようです。

日産国内初採用のターボ回転センサーを用いて、ターボの回転限界領域まで使い切ることを可能にしたことで、歴代スカイライン最高の最高出力298kW（405PS）/6400rpm、最大トルク475Nm（48.4kgf・m）/1600-5200rpmを実現したVR30DDTT

400Rの最大の主張が、トランクに付いた専用エンブレム

シチュエーションが許されて、アクセルを踏みこめば、V6ツインターボの「クォーン」というサウンドが一瞬で高鳴り、クルマが強烈に加速していきます。

フロントグリルには旧日産ブランドロゴが付く400R

400Rの中身は一級品といえます。まさに「羊の皮をかぶった狼」です。こうした状況を理解して投資できる方には、400Rをぜひともおすすめしたいです。