●推しのドライバーで、来年に向けラリージャパンを予習!
日本を含め、世界中で猛威を奮っている新型コロナウィルスの影響で国内はもちろん、世界中を転戦する様々なモータースポーツカテゴリーが予定していたカレンダーを正常に進行させることができずにいます。
トヨタ自動車が参戦しているWRC(世界ラリー選手権)も、3月中旬に開催されたラリーメキシコを最後に半年近くストップしてしまい、ようやく9月初旬に開催されるWRC初開催のラリーエストニアからリスタートすることとなっています。
今シーズンのWRCは、なんといってもラリージャパンが最終戦で10年ぶりにWRC復帰でしたが、残念ながら開催されないことが決定してしまいました。
地球という大きな舞台でハードな走りを繰り広げているトヨタ・ヤリスWRCをはじめとしたWRカー達。予定通りラリージャパンが開催されていたらどんなステージが用意されていたか、その雰囲気を味わいませんか?
それが、9月3日にPS4/Xbox/PC(Epic Games Store)向けに発売予定のWRC公式ゲーム『WRC 9』(英語版)です。WRC公式Youtubeにてラリージャパンのステージを疾走しているヤリスWRCの映像が公開されています。また開発版でのラリージャパンプレイ映像も公開されていますのでご覧ください。
この動画に登場しているステージ名は「NAGAKUTE Reverse」、愛知万博が開催された長久手市のステージを再現しているようです。同じターマック(舗装路)ラリーのツール・ド・コルスようなツィスティながら速度域が高いとてもスリリングなコースとなっています。
せっかくなので昨年WRCに向けたテストとして同地域で行われた「セントラルラリー」にてヤリスWRCをドライブした勝田貴元選手のインカー映像と比較してみましょう!
いかがですか? 日本の穏やかな農道にモダンな一軒家といったWRCの魅力の一つである、開催される地域の生活感を感じながら非日常のスピードで駆けぬける面白さが表現されていますね!
このWRC公式ゲーム「WRC 9」は、ヤリスWRCを始め、ヒュンダイi20WRC、フォードフィエスタWRCといったWRカーはもちろん、将来のWRCチャンピオンがしのぎを削るWRC2クラス、WRC3クラスのマシン・選手も登場しています。
メインモードとなるキャリアモードでは、プレイヤー自身がWRCチャンピオンを目指し、自身が所属するチームを成長させていきます。オンラインも充実しており、初搭載の『コ・ドライバー』モードに注目です。
ぜひ来年に向け、一足先にラリージャパンの魅力を体感して予習しておきましょう!
(栗原 淳)