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ニュース・新車
日産スカイラインGT-R専門店に聞いてみた! 第二世代GT-Rを買うなら今? それとも待ち?【気になる中古スポーツカー・バイヤーズガイド】 | NISSAN_USED_GT-R_BUYERS_GUIDE_8 | 6枚目の写真(全42枚)
658万円/平成4年式スカイラインGT-R(R32型)
さすがにタイヤは新車時のものから交換されていますが、純正の16インチアルミホイールがしっかり残っています。新車登録から27年が経過しているのに、ブレーキキャリパーまでピカピカです。
インテリアは新車のままのように清潔なコンディションです。ステアリングホイールは社外品に変更されがちですが、ここもしっかり純正のままです。R32ではダッシュボードが浮いてくることが多いので要チェックです。
なんと! ウインカーレバーに「ターボチャージャー付車両使用上のご注意」と書かれた注意書きが残っていました。コレクターズアイテム間違いなしです。
純正でバケット形状が採用されたフロントシートです。運転席の右サイドが疲れているケースが多いものですが、このクルマはほぼ気になりません。走行距離を反映しています。
純正で3連メーターが配置されたセンターコンソールも全くのオリジナルです。エアコンが可動するのは当然としても、新車時に装着されていたステレオまでしっかり機能します。
メーターパネル内の速度計にオドメーターがあります。その走行距離数は驚きの1万7397キロです。低走行車で気になるのは放置期間の有無ですが、この車両はしっかりと継続車検を続けています。
1万7千キロしか走っていないので、エンジンの塗装が剥がれていることもなく極上のエンジンルームです。赤いストラットタワーバーは販売店オプションだったもので、フルオリジナルと言えます。
538万円/平成2年式スカイラインGT-R(R32型)
フルオリジナルを保つインテリアです。やはりウインカーレバーには注意書きが残っています。4万キロ走行しているということですが、1万キロ台のクルマと遜色ない状態と言えるでしょう。
やはり純正アルミホイールが残されています。タイヤは新車時のものではなく交換されていますが、ポテンザを選ぶあたり通なオーナーだったのでしょう。
走行距離が4万キロをなっていますが、正確には3万9983キロです。3万キロ台なのに4万キロとして販売するところに、ベストRさんの良心を感じますね。
純正シートがそのまま残っています。表皮の状態などを見ても最良と言えるコンディションでしょう。運転席右サイドにも痛みは感じられません。
1万キロ台のクルマと比べると若干塗装の剥がれが見受けられるエンジンルームです。とは言っても、登録から29年が経ったクルマとは思えないほど良い状態であることは間違いありません。
スカイラインGT-R NISMO(R32型)
新車未登録という奇跡の存在らしく、オドメーターの数字は実に10キロです。N1ではなく普通のGT-Rでもこんなクルマ滅多に見られるものではありません。販売車両ではないので悪しからず。
未使用なので痛んでいるはずもなく、まさに新車のコンディションです。N1はベースグレードに採用されたブレーキのABSが外され、エンジンブロックの肉厚が厚くなっています。
388万円/平成8年式スカイラインGT-R(R33型)
カーボン調メーターパネルのタコメーターにはGT-Rのエンブレムが描かれ、レッドゾーンは8千回転からになっています。オドメーターには7万7075キロと表示されています。
とても7万キロ走行しているとは思えないほど程度良好なインテリアです。R32のように注意書きなどは残っていませんが、ステアリングホイールやシフトノブなどは純正のままです。
アルミホイールをレイズ製に変更してあります。ローダウンした車高はNISMO製車高調サスペンションによるもので、純正クオリティです。
ほぼノーマルのインテリアですが、ステレオだけ社外品に変更されています。ブリッツのブーストコントローラーが装着されTOMEI製コンピューターで制御するように変更されています。
ライトチューンされている個体ですがフロントシートは純正が残されています。運転席右サイドの痛み具合は7万キロオーバーのクルマには思えないほどです。
若干塗装が剥がれていますが、7万キロ走行のエンジンルームとしては良い状態でしょう。タービンや吸排気系はノーマルですが、カムシャフトをTOMEI製ポンCAMタイプRに変更されています。
NISMO 400R
ボディサイドに400Rと描かれたデカールが貼られ、リヤウイングのサイドにも400Rと描かれています。一目でノーマルのR33ではないことがわかります。
400RのホイールはR33純正の9J×17インチから10J×18インチへ変更されています。nismoと書かれた専用のホイールナットまで採用されました。痛みは見受けられません。
400Rには専用開発されたエアロパーツが採用されました。前後バンパーやオーバーフェンダー、それにサイドスカートが装着され、99台の台数限定で発売されましたが、実際には50台前後しか生産されなかったようです。
400RはNISMOのコンプリートカーですので、レースエンジニアが開発したことを示す装備が満載されています。インテリアにも専用のステアリングホイールやシフトノブ、サイドブレーキレバーなどが採用されました。
スピードメーターは320km/hまで表示があります。400Rというだけでマニア垂涎の的ですが、このクルマは走行距離が1万2千キロ台でしかありません。
車名の由来でもある400psを発生するRB-X GT2エンジンは2771ccに排気量を拡大してN1用メタルタービンや専用吸排気系を採用しています。ツインプレートクラッチやカーボンプロペラシャフトなど駆動系も強化されています。
チューニング内容からフルバケットシートを想像してしまいますが、400RにはNISMO製のリクライニング式シートが採用されました。こちらにも痛みはほぼ見受けられません。
R32GT-Rのエアフロメーター
R32GT-RのABS
R32GT-Rのパワーステアリング
1995年に発売されたR33型スカイラインGT-R。
1989年に発売されたR32型スカイラインGT-R。
1999年に発売されたR34型スカイラインGT-R。
現行モデルR35ニッサンGT-Rの中古車相場は400万円台から狙える状況ですが、それより前の第2世代GT-Rたちは相場をジリジリと上げ続けています。
創業から20年目を迎える老舗中古車販売店のベストRさんに今回お邪魔しました。R32以降の歴代GT-Rを専門に扱っているので、固有のトラブルや中古車事情に精通されています。
お話を聞いたのはベストRの小西一徳さん。長くR32以降のGT-Rに関わってきた経験から、一目でクルマの状態を見抜く眼力を備えています。個人的に今ならR33をお勧めするそうです。
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