青山 義明 
●ハッチバックスタイルとなったビュートストーリー。ベースモデルの一部改良にあわせて一部改良
2023年9月21日に登場したミツオカViewt story（ビュートストーリー）が、早くも車両の一部改良をうけることとなりました。
ミツオカ・ブランドのロングセラーモデルの「ミツオカ・ビュート」は、1993年に誕生しました。2代目日産マーチ（K11型）をベースに、ジャガー・マークIIをモチーフにしたコンパクトカーとしてミツオカの手掛ける多くのモデルの中、大ヒットモデルとして長く製造されてきています。
このミツオカを代表するモデルは、ベース車両の進化に合わせ、2005年にK12型マーチ・ベースにフルモデルチェンジ。さらに2013年にはK13型マーチ・ベースの3代目モデルへと進化してきました。
そしてビュートの登場から30年を迎え、4代目モデルは、日産マーチの国内販売終了に伴い、ベース車両を一新。トヨタ・ヤリスをベースとして車両名も「ビュート」から「ビュート ストーリー」となりました。
車両はハッチバックスタイルとなり、シリーズで初めてとなるハイブリッドモデルも登場することとなりました。ただ、丸型ヘッドランプやハート型のグリルなど、そのテイストはこれまでと変わらず、ビュートらしさが受け継がれたモデルとなっています。
そのビュート ストーリー登場からわずか5か月での改良ですが、これはベースとなるトヨタ・ヤリスの一部改良に伴うもので、先進安全装置の機能拡大、「マルチインフォメーションディスプレイ」の大型化や「スマートエントリー＆スタートシステム」の全車標準装備化などの機能が拡大となりました。また、外装カラーの一部変更も行われました。
ビュート ストーリーには、排気量1Lと1.5L、そしてハイブリッドモデルが用意され、ミッションはCVTと6MT、駆動方式はFFと4WD、そしてE-Fourがあり、全12グレードから選択が可能です。これにボディカラー12色がラインアップされ、内装も、専用レザーシートとインパネ加飾パネルセットを選べば8色からの選択が可能となります。
車両価格は1Lガソリンエンジンモデルが322万5200円（2WD／CVT）から。1.5Lガソリンエンジンモデルが362万1200円（2WD／6MT）から。そしてハイブリッドモデルが413万8200円（2WD／電気式無段変速機）からとなります。2024 年 2 月 1 日（木）より販売開始しています。
（青山義明）
