塚田勝弘 
■ウェルキャブ 車いす仕様車の利便性向上、トヨタ救急車に「ITS Connect」を標準設定
トヨタは、はたらく車の代表格であるハイエースを一部改良し、2024年1月10日に発売しました。一部改良を受けたのは、バン、ウェルキャブ 車いす仕様車、トヨタ救急車になります。
バンでは「スーパーGL」にベージュなどの専用ボディカラーや、マットブラックフロントグリルが用意された“アースカラーパッケージ”が新設定されています。「DX」に、イージークローザー（スライドドア・バックドア）が設定され、利便性を向上。
ウェルキャブ 車いす仕様車では、日本福祉車輌協会の「車椅子簡易固定標準化コンソーシアム」のガイドライン対応商品であるアンカーバー付車いすに、スイッチ操作のみで「ワンタッチ固定」できる「BUタイプ」「FUタイプ」が新たに設定され、車いす固定作業の効率化、迅速化に寄与します。
トヨタ救急車には、「ITS Connect」が標準設定され、救急車が緊急走行中であることを周辺の「ITS Connect」搭載車両に知らせることで救急車の安全な走行を支援。救急搬送時間の短縮、搬送中の事故防止に貢献します。
●価格帯
バン：243万9500円～420万600円
ワゴン：294万6600円～405万200円
コミューター：335万3600円～385万1600円
車いす仕様車 BUタイプ：397万1000円～492万6000円（消費税非課税）
車いす仕様車 FUタイプ：403万円～498万5000円（消費税非課税）
トヨタ救急車：576万4000円～1201万7000円
（塚田 勝弘）
