初体験の電気自動車、マツダ「MX-30 EV-MODEL」に乗ってみた【久保まいレポート】

■お台場をドライブ!わくわく試乗体験♪

先週のD1GP、併催のモーターファンフェスタ2023inお台場(2023年11月11〜12日開催)のエリア(無料エリア)では、国内外の次世代カーに試乗できる「EV+Experience」が開催されていました。

電気自動車は今まで乗ったことがなかったのですが、この機会に試乗させてもらいました!

試乗コースはお台場♪
試乗コースはお台場♪

試乗車は、全12種。

・トヨタ bZ4X
・ニッサン アリアB9 e-4ORCE
・ニッサン サクラ
・ホンダ ZR-V e:HEV
・マツダ CX-60 PHEV
・マツダ MX-30 EV-MODEL
・ミツビシ eKクロス EV
・ミツビシ アウトランダー PHEV
・フォルクスワーゲン ID.4
・メルセデス・ベンツ EQB
・BYD DOLPHIN
・ルノー アルカナR.S. LINEマイルドハイブリッド

モーターファンフェスタ「EV+Experience」で試乗♪
モーターファンフェスタ「EV+Experience」で試乗♪
全部で12車種ありました
全部で12車種ありました

申し込み方法は、当日の先着順。私が伺った時は、4車種ほど空きがありました。

実際、何がいいか? どんな特徴があるのか?など分からない状態でしたので、同行していただいていた小林編集長のおすすめで、マツダ MX-30 EV-MODELを選びました。

●早速乗り込みます

まず運転席を開けて~、コートや荷物を後部座席に置こうっと♪

…?? あれ? 後ろのドア、どうやって開けるの?? 外側にドアノブがない~!

…教えていただきました(笑)。ドアノブは内側にありました!

見た目がすっきりした印象だったのは、外側にドアノブがない事ということも大いに影響していたんだなと、ここで気づきました(恥)。センターオープン式、いわゆる観音開きのドアは、開口部が大きいので乗り降りもしやすく、荷物も楽々置けるのがいいですね♪

この時は、気温も低く厚手のコートを着ていたのですが、ストレスなく後部座席に置けました♪

●シンプルでモダンな内装

Pの位置はちょっと特殊
Pの位置はちょっと特殊

こうして無事乗り込み、最初に受けた印象は、「シンプル」。

ステアリングのボタンやシフトレバー周辺。車によっては、このボタンなんだろう?と、機能を使いこなせていないものもあったりするのですが、いたってシンプルなので分かりやすいなという印象でした。

シフトレバーの位置も、前過ぎず後ろ過ぎず、高さもちょうどいい!

中央のコンソールトレイやカップホルダーなどには、コルクが使用されていました。さすがマツダです!

●マツダとコルクの関係性

落ち着く空間。自然の暖かみも感じられる
落ち着く空間。自然の暖かみも感じられます

なんでコルク??と思うのは、私以外にもいらっしゃるかな? これには、マツダの原点ともいえる深い意味が込められていたのです。

実はマツダは、1920年1月20日に、現在の広島市中区中島町にコルクを製造する「東洋コルク工業株式会社」として始まった会社なんです。その後1927年に「東洋工業株式会社」として機械製造へと進化していったそう。

この時に、マツダのコルク事業を引き継いだのが「内山工業株式会社」。MX-30のコルクを用いたデザインが実現したのは、マツダと内山工業の新しい挑戦があったからこそ実現したものだったのです。

こうしたサスティナブルな素材を使用することで、環境にも優しく、自然本来の肌触りや見た目を感じることで、落ち着いた空間を感じれたのはいいですよね。

●走行性は

いざ、公道へ出発。アクセルが軽い。スッと軽く踏むだけで加速するのが最初は怖かったので、かなり慎重に走りました。軽い感覚だったので、ふわふわした感じかな?と思いきや、曲がるときはちゃんと曲がってくれる安定感が良かったです。

電気自動車に共通して言える事だとは思うのですが、音が本当に静か。発進時はもちろん、走行中もとても静かでした。普段MR-Sに乗っているので、余計にそう感じたのかもしれませんが(笑)。

●大好き! ヘッドアップディスプレイ

過去に乗っていたトヨタ・ハリアーに付いていたヘッドアップディスプレイ。そこから、ヘッドアップディスプレイの便利さにハマっています(笑)。今回試乗したMX-30 EV-MODELにもついていました! マツダの呼び方は、「アクティブドライビングディスプレイ」です。

ハリアーより表示はやや小さめでしたが、十分わかりやすいです。表示位置は少し上かな?と感じたので、普通に前方を見ていてもすぐに視界に入ってくる位置だったのが良かったです。

教習所の授業で見た映像で、運転に慣れていない人は前方の近いところを見がち、運転に慣れている上手な人は、前方の少し遠くまで視界を広く持てるというのがありました。

今回乗ったMX-30 EV-MODELのアクティブドライビングディスプレイの表示位置はやや上だったので、運転に慣れている方は気にならないかもしれませんが、運転にまだ慣れていない方も、表示が少し高めにあることによって、自然と少し上、遠くを広く見ると思うので、初心者の方にも自然と視界を広く持てそうでいいなと思いました♪

ありがとうございました。後ろには、ゆりかもめ!
ありがとうございました。後ろには、ゆりかもめ!

教習車以来のマツダ車。そして初めての電気自動車。また一つ貴重な体験ができました。試乗コースがお台場という、道も広く景色も楽しめるルートで良かったです。

これからもいろいろな車に乗ってみたいです♪

(レポート:久保 まい/写真:小林 和久)