新人女子ドライバー「玉城詩菜」は「初出場ベスト8」でも「エビスで横転!」その素顔に迫る【D1ライツ】 公開日 2023/09/21 18:20 更新日 2024/10/14 09:12 著者 クリッカー編集部 合計枚数14枚 すべての画像を見る 目次 ■D1ライツはD1GP参戦を目指す若手が多数参加●D1GP藤野選手に師事して初参戦のD1ライツで結果を残す●「クルマが変わっても乗れるように!」とテクを追求●第6戦エビスでは単走1本目にまさかの横転●「最終目標は打倒藤野!」と意気込む玉城選手●横転からの復活となる次戦・備北に期待 国内最高峰のドリフト競技会『D1グランプリシリーズ』。タイヤメーカーをはじめとした多数のスポンサー企業の期待を背負ったプロドライバーたちが、シリーズチャンピオンの栄冠を目指して戦っています D1ライツシリーズは、D1グランプリシリーズの下位カテゴリーとして設立。全国各地から腕に覚えのあるアマチュアドライバーたちが参戦し、年間5~8戦でシリーズが争われています 藤野選手との会話が上京のきっかけとなった玉城選手。D1ライツ参戦時は藤野選手がスポッターを務め、玉城選手の活躍を支えてくれています エビスサーキットははじめて走るコースとのことながら、練習走行から勢いのある素晴らしい走りを連発していた玉城選手でしたが… D1ライツシリーズ第6戦エビスには、日光戦では間に合わなかったニューマシンの180SXが投入されました エンジンは3.1L化された2JZ-GTEに載せ替えられ、JPターボのB800Xタービンを組み合わせて700psを発揮しています 玉城詩菜(たまき しいな)選手の身長は167cmで血液型はO型。クルマ以外の趣味は料理と読書。ゴーヤチャンプルやにんじんしりしりといった郷土料理が得意で、好きな食べ物はもやしなんだそうです 本番1本目。勢いよく鋭い振り出しを決めた玉城選手でしたが、わずかに振りすぎたのか、スピン状態で土手に乗り上げて横転。2本目を走ることなく第6戦を終えることとなりました 日光サーキットで開催されたD1ライツシリーズ第4戦では、初参戦ながら単走を突破して追走に進出。相手のミスにも助けられたとはいえベスト16の対戦を勝ち上がってベスト8に進出。最終的に6位入賞して12ポイントを獲得しました D1ライツシリーズ第4戦には、予定していた180SXが間に合わず、かつて藤野選手がドリフトマッスルでシリーズチャンピオンを獲得したときに乗っていたPS13型シルビアをレンタルして参戦しました 玉城選手愛用のヘルメットはアライのGP-6Sで「故郷を忘れず、初心も忘れずに」との思いがが込められ、沖縄出身を表す琉球びんがたをモチーフにしたシーサーがデザインされています 今シーズン最後の2連戦に向けて意気込む玉城選手。YouTubeのビデオオプションチャンネルでは大会当日のライブ配信も予定されています 大会参戦時は走行時に気をつけるポイントなどをコース図に記入し、普段の練習時にも要点をまとめたノートをつけているとのこと。また、手にはもっとも気をつけるポイントを書き込んでおり『ドリフト精密機器』は藤野選手の異名のことで、何回走ってもおなじ走りができるように、との思いが込められているそうです «<12 Tweet D1GP