子どもから大人まで無料で楽しめる。富士スピードウェイの新施設「ウェルカムセンター」が2023年5月26日にオープン

■「ルーキーレーシングガレージ」の見学エリアとつながっていて作業の様子も見られる

富士モータースポーツフォレストと富士スピードウェイは、富士スピードウェイの新たな施設「ウェルカムセンター」を2023年5月26日(金)にグランドオープンします。

「ウェルカムセンター」のイメージ
「ウェルカムセンター」の外観

新施設の「ウェルカムセンター」は、「ENEOSスーパー耐久シリーズ2023第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」の開幕とともにオープン。また、これまで大規模レースやイベント時に使われていた富士スピードウェイの西ゲートが、通常営業時も入退場可能になります。

これにより、今までメインゲートとして運用されている東ゲートと同様に、大規模レースなどがない通常営業時でも使えることになります。

富士スピードウェイの西ゲート
富士スピードウェイの西ゲート

富士スピードウェイ西ゲートに隣接する「ウェルカムセンター」には、モータースポーツファンをはじめ、大人から子どもまでの幅広い来場者が無料で気軽に楽しめるコンテンツが用意されています。

企画展示コーナー
企画展示コーナー

現在のモータースポーツを感じられる同施設では、歴史を紡いできた名車や水素エネルギーの体験型コンテンツなど、モータースポーツへの挑戦や取り組みを伝える企画が常設展示されています。なお、オープニング時には、話題のAE86BEV(バッテリーEV)コンセプトや水素エンジン車の展示、水素エネルギーの体験型コンテンツなどが開催される予定です。

休憩コーナー、喫食スペース
休憩コーナー、喫食スペース

「ウェルカムセンター」の2階と隣接する「ルーキーレーシングガレージ」の見学エリアがつながっていて、エンジニアやメカニックが働く様子や、タイヤ交換練習のピット作業など、普段見られないようなシーンを目にすることができます。

展望テラスからの眺め
展望テラスからの眺め

さらに好天時には3階の屋上「展望テラス」から広大なサーキットと富士山の眺望を楽しめます。

なお、ルーキーレーシングガレージは、ウェルカムセンター休館日は利用できません。またウェルカムセンター営業日でもガレージが休業になる場合があります。ルーキーレーシングガレージ見学エリアでの撮影は、NGです。

ルーキーレーシングガレージ
ルーキーレーシングガレージ

先述したように、「ウェルカムセンター」のオープンにより、富士スピードウェイホテルや富士モータースポーツミュージアムの最寄りとなる西ゲートから通常営業時も入退場できるようになります。ホテル、ミュージアム、ウェルカムセンターから、富士スピードウェイ構内へのアクセスが大幅に改善されることになります。

■ウェルカムセンター概要
●営業日:無休(年末年始および富士スピードウェイ休業日は閉館)
●開館時間:10時~17時
●入館料:無料
※5月26日(金)~5月28日(日)の3日間は、富士スピードウェイ入場者のみ入館可能。レース日や特定のイベント日は営業時間が変動する可能性があります。展示車両の入れ替えや施設点検日などは、臨時休業になる場合があります。ルーキーレーシングガレージが休業日の際は、見学できない場合があります。

■富士スピードウェイ西ゲート運用内容
●開設時間:8時~16時(大規模レース時など別途案内)、退出は17時まで
●運用内容:現在のメインゲートとして運用している東ゲートと同内容
●料金:大人(18歳以上):1200円
●JAF会員・SD・ゴールド免許割引:1100円
●高校生:900円
●FISCOライセンス保持者、FISCOクラブ会員、小中学生:無料
●イベント開催日:別途必要

(塚田 勝弘)

【関連リンク】

富士スピードウェイ
https://www.fsw.tv/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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