ピエール・ガスリーの胸元に「広げる」、ジェンソン・バトンは縦書きで「ジェイビー」の文字が!なぜ外人は日本語プリントの服を着る!?【F1女子のんびりF1日記】

■日本語プリントを外人が着るとダサく見えないのはなぜ!?

先日、我らがクリッカー小林編集長と「日の丸国旗の物とか日本語がプリントされたものを日本人が着ると何かの団体の人のように見えるけど、なんで外人が着るとそうは見えないんだろうね。そもそも日本語がプリントされた服を着る人が多いのはなぜだろう?」という話になりまして。

で、ふと思い出したんです。現役F1ドライバーのピエール・ガスリーが、不思議なフーディーを着ていたことを! 他のドライバーもいないかなぁと探したら、出てくる出てくる。

果たして小林編集長と私の疑問は解明されるのでしょうか? まずはガスリーからいってみましょう。

●ピエール・ガスリーは何を【広げる】のか?(笑)

ピエール・ガスリーと。胸元にある【広げる】の存在感が・・・(笑)。
ピエール・ガスリーと。胸元にある【広げる】の存在感が・・・(笑)。

3年振りに鈴鹿サーキットで開催された2022年F1日本GP。ドライバー大好きな私にとって、新型コロナウイルスの影響で会えなかったのは、健康診断前の絶食かのように辛いことでした。

その思いが爆発し、2歳の娘を抱っこしながら空港にお出迎え! そこでガスリーと会うことができ、写真を撮ってもらったのです。

「あ〜、かっこよかった〜。どれどれ、うまく撮れたかなぁ」と写真をチェックしてみると、ガスリーの胸元に【広げる】の文字が!

なにこれ〜!! これはどういう気持ちで着ているの? 何を広げるの?

気になりすぎて写真を見返すたび、そこにしか目がいきません(笑)。

もう1つ気になったのが、【広げる】の下にプリントされた【ANNECY,FRANCE】。

調べてみると、フランス南東部にあるアルプスの町みたいです。ガスリーはフランス出身ですが、故郷とは離れた場所。お土産で買ったの? それともプレゼント? そもそも、なぜ日本語?

考えれば考えるほど不思議な【広げる】フーディーですが、ガスリーが着るだけで凄くお高い洋服なのではないだろうかと思ってしまうのは私だけでしょうか…?

●ジェンソン・バトンは大好きだけど、買うか悩んだ【ジェイビー】Tシャツ

お次は大大大好きなジェンソン・バトン! F1キャリアの半数近くをホンダと共にし、2017年に日本最高峰の自動車レースであるスーパーGTにスポット参戦。さらに2018年、2019年にはスーパーGTにフル参戦するなど、日本と繋がりの深いドライバーです。

ジェイビーTシャツを笑顔で着るジェンソン・バトン。どうして私が着たらヤバく見えたの〜(涙)。
ジェイビーTシャツを笑顔で着るジェンソン・バトン。どうして私が着たらヤバく見えたの〜(涙)。

F1現役時代も【ジェイビー】とデザインされたヘルメットを使用していたこともあったので、バトンと日本語というのはどこかしっくりきていました。しかし、冒頭に出てきた「日本人が着ると…」問題が発生したのです。

それは2017年にスポット参戦したスーパーGT第6戦鈴鹿1000kmでの出来事でした。

F1チャンピオンがスーパーGTにスポット参戦するというだけあって、鈴鹿サーキットはお祭り騒ぎ。オリジナルグッズも販売され、ワクワクしながらグッズ売り場に向かいました。

そこで目に飛び込んできたのが【ジェイビー】と真ん中に大きくデザインされた応援Tシャツ。

いやいや、これは目立ち過ぎじゃない!? 私はサーキットだけでなく、私服としてもTシャツを着たい派。正直、買うか迷いました。ど真ん中に【ジェイビー】って…。果たして街中に着て行ったらどうなのだろう。変な目で見られないだろうか。

散々悩みましたが、「ファンとして買うしかない!」と思い購入。でも結局、外で着たのはサーキットだけで、その後は部屋着になりましたけどね(笑)。

●アレックス・アルボン、バルテリ・ボッタスの日本GP仕様ヘルメットが嬉しい!

アレックス・アルボンの日本GP仕様ヘルメット。
アレックス・アルボンの日本GP仕様ヘルメット。

2022年F1日本GPでは、ガスリーの他にも日本語がプリントされた物を身につけているドライバーがいました。

アレックス・アルボンは、ヘルメットに自身の名前をカタカナで。本人は読めるのかな?なんて思ってしまいましたが、日本の象徴とも言える桜が一緒にデザインされていて素敵です。

日本GP仕様のヘルメットを持つ、バルテリ・ボッタス。
日本GP仕様のヘルメットを持つ、バルテリ・ボッタス。

バルテリ・ボッタスのヘルメットはネオン街でしょうか(日本ってこーゆーイメージなの!?)。向かって左の【グリル】が気になります(笑)。

それにしても、これらのデザインはどのようにして決めるのでしょう。ある程度候補があって、そこから選ぶのか、それともドライバーがこうしたい!というイメージがあるのか。ん〜、気になるっ。

どちらにしても、日本GP仕様は嬉しいものですよね。今年の日本GPはどのようなデザインのヘルメットが登場するのか、今から楽しみです。

●セバスチャン・ベッテルの【一番】ハチマキはシックリくる(笑)

セバスチャン・ベッテル。良い笑顔です。
セバスチャン・ベッテル。良い笑顔です。

そうそう、2022年シーズンでF1を引退したセバスチャン・ベッテルは【一番】のハチマキをしていましたよね。これもまた、日本人がつけたら「え…」ってなるシリーズじゃないですか? どうしてこうも違うのでしょう。

でも改めて考えると、日本の文化に少しでも触れてくれているということが嬉しいなぁと思ったり。

そういえば、バトンに会うときは必ず母国のユニオンジャックの洋服やピアスなどを身につけて行っていたのですが、いつも「良いね」と嬉しそうにしてくれていたのを思い出しました。同じ気持ちでいてくれていたのでしょうか。だとしたら、とっても嬉しい!

●ルイス・ハミルトンがいるだけで映え写真に

最後に番外編。身につける物以外にもありました。不思議な現象。

さすがF1界のオシャレ番長! 映えてますね~。
さすがF1界のオシャレ番長! 映えてますね~。

2019年の日本GPで来日した際、ルイス・ハミルトンがSNSでアップしていた写真なのですが、これも日本人だと「あぁ…」と思うけれど、外人だとなぜかお洒落に見えませんか?

え? ハミルトンだからだって?

たしかにそれは一理あるかもしれません(笑)。

とは言え、やっぱり日本人と外人だとガラリと印象が変わると思うんです。不思議だ〜。

そもそも日本語って外人から見ると、どのような印象なのでしょう? 綺麗? それとも珍しい? 今年の日本GPでドライバーに会えたら、絶対に聞いてみるぞっ♪

色々見てきましたが日本語がプリントされた物を身につけたり、ハミルトンのように日本語の前でなぜ記念撮影をしたくなってしまうのか。そして日本人が日の丸国旗や日本語がプリントされた物を身につけるとヤバく見えるかは、やっぱり謎のままでした。

皆さんはどう思いますか?

yuri

この記事の著者

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yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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