BMW「i4 eDrive35」は、1充電あたり532kmの走行が可能なエントリーグレード

■販売は「BMWオンライン・ストア」のみで、グレードは「BMW i4 eDrive35 M Sport」のみ

2022年2月に日本で発売されたBMW i4は、最大で600km以上の航続距離を誇るバッテリーEV(BEV)です。

導入から約1年、2023年2月15日(水)にエントリーグレードの「BMW i4 eDrive35」が追加されました。なお、「BMWオンライン・ストア」のみの販売で、デリバリーは同年3月以降の予定になっています。

バッテリーEVに、エントリーグレードの「BMW i4 eDrive35」が追加
バッテリーEVに、エントリーグレードの「BMW i4 eDrive35」が追加

BMW i4は、スポーティかつエレガントなデザイン、ダイナミックな走りが楽しめるBMW 4シリーズ グラン クーペがベース。4ドアならではの高い実用性とデザイン性の高さを兼ね備え、プレミアムミドルクラスの4ドアクーペです。

「BMW i4 eDrive35」のエクステリア
「BMW i4 eDrive35」のエクステリア

今回、新設定されたBMW i4 eDrive35は、1充電あたり最長532kmの走行が可能としています。

グレードは「BMW i4 eDrive35 M Sport」のみで、最高出力210kW(286PS)・最大トルク400Nmを発揮するモーターがリヤに配されていて、後輪駆動のRWDになります。

リチウムイオンバッテリーは、ボディ床下に配置され、電池容量は199Ah、総エネルギー量は70.3kWh。先述したように、一充電あたりの走行可能距離は532kmで、交流電力量消費率は143Wh/kmとなっています。

エントリーグレードの「BMW i4 eDrive35」のフロントマスク
エントリーグレードの「BMW i4 eDrive35」のフロントマスク

エントリーグレードでも先進安全装備は充実。最新世代の高性能3眼カメラ&レーダー、高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準化されています。高速道路での渋滞時で作動できる運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」などを用意。

最新のコネクティビティも搭載されています。「OK, BMW」と話し掛けることで、ナビやエアコンなどの操作などができます。「Apple CarPlay」に対応するのはもちろん、「BMWコネクテッド・ドライブ」の標準化により、スマホで事前に検索した目的地を車両に送信できるなど、高い利便性を備えています。

「BMW i4 eDrive35」の走行シーン
「BMW i4 eDrive35」の走行シーン

また、「BMWデジタル・キー・プラス」も標準装備されていて、リモコンキーを持っていなくても対応スマホやスマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能。さらに、車内にロック解除に対応したデバイスがあるだけで、システムの始動もできます。

●ボディサイズ:全長4785×全幅1850×全高1455mm
●価格:698万円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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