スープラの兄弟車「BMW Z4」フェイスリフト。迫力あるツラ構えで知能アップ、呼びかければ 応える!

■「BMWコネクテッド・ドライブ」や音声操作の「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」にも対応

2022年12月16日、BMW Z4がフェイスリフトを受け、同日から販売が開始されています。現行Z4は、現行スープラの兄弟車であり、Z4としては2019年に約2年ぶりに復活を果たす形で登場しました。

BMW Z4
フェイスリフトを受けたBMW Z4

今回の一部改良ではヘッドライトまわりがブラックになり、ひと目でBMWと分かるキドニーグリルが水平基調のデザインになり、エアインテークも迫力を増した意匠に変更されています。

最新のコネクティビティも搭載されています。車載通信モジュールで作動する「BMWコネクテッド・ドライブ」は、ドライバーと車両、多彩な情報とをITネットワークでつなぐことで、高い安全性をはじめ、利便性の向上、充実した情報と最新のエンターテインメントを享受できます。

BMW Z4
キドニーグリルやエアインテークまわりのデザインを変更

なお、同サービスは2013年に輸入車として初めて導入されています。また、スマホ向けアプリの導入により、車両情報やニュースなどへのアクセスも可能。

さらに、2021年夏には操作性と利便性を高めた新たな機能を追加。加えて、新しいスマホ向けアプリの「My BMW」も導入され、新しいパーソナルアシスタントサービスに生まれ変わっています。

BMW Z4
Z4のリヤビュー

さらに、音声コントロールが可能な「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も用意されています。AI技術を使い、音声会話だけで車両の操作、情報の入手が可能になる最新の機能です。従来の音声入力とは異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーやパッセンジャーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを使うことができます。

BMW Z4
Z4のインパネ

使用頻度に応じてドライバーなどの好みを学習し、長く乗り続けるほど使い勝手が高まります。ほかにも、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能で、「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を起動する際、「OK 、 BMW」と発話するだけでなく、呼びかける言葉を任意に設定することが可能で、操作性を高めることもできます。

●価格
「BMW Z4 sDrive20i」:714万円
「BMW Z4 M40i」:894万円

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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