■内外装に専用加飾を用意し、ボディカラーラインナップに新色も設定
コンパクトハイトワゴンであるスズキ・ソリオに、フルハイブリッドが帰ってきました。以前お伝えしたように、スズキは、SUVのエスクードにフルハイブリッドを搭載し、日本での販売を復活させています。
今回登場した「ソリオ HYBRID SZ」「ソリオ バンディット HYBRID SV」に搭載されるのは、スズキ独自のパラレル方式ハイブリッドシステム。K12C型デュアルジェットエンジンに駆動用モーター、2ペダルMTの1種であるオートギヤシフト(AGS)が組み合わされています。
走行中に蓄えた電力を駆動用モーターに供給することで、モーターによるアシスト走行に加えて、クリープ時や一定速走行時にはエンジンが自動停止され、EV走行も可能になります。
走行モードは、EV走行の頻度を高める「エコモード」、力強い走りが特徴という「標準モード」が設定され、好みや走行状況に応じて選択できます。6Ahのリチウムイオンバッテリーとの組み合わせにより、WLTCモード燃費は、22.3km/Lを達成しています。
上質感を演出するデザインも注目ポイント。「ソリオ HYBRID SZ」のエクステリアでは、ブラックメタリックのアルミホイール、ブラックのメッキフロントグリルやバックドアサイドスポイラーなどが目を惹きます。
インテリアには、本革巻シフトノブやネイビーのインパネオーナメント、チタンシルバーのエアコンサイドルーバーガーニッシュとドアガーニッシュなどが備わります。
カスタム系である「ソリオ バンディット HYBRID SV」のエクステリアには、ミディアムグレーのアルミホイールをはじめ、メッキドアハンドルやバックドアサイドスポイラーなどを用意。
インテリアには、ボルドーのインパネオーナメント、チタンシルバーのエアコンサイドルーバーガーニッシュやドアガーニッシュが備わっています。両モデルともに上質感のある内外装も魅力です。
ボディカラーでは「キャラバンアイボリーパールメタリック」「タフカーキパールメタリック」が「ソリオ HYBRID SZ」「ソリオ バンディット HYBRID SV」に新設定されています。
また「ソリオ HYBRID SZ」には、ガンメタリック2トーンルーフが新設定され、モノトーン6色と2トーンルーフ仕様車5色の計11色ものカラー展開となっています。一方の「ソリオ バンディット HYBRID SV」には、シルバー2トーンルーフが新設定され、モノトーン6色と2トーンルーフ仕様車4色の計10色と、こちらも豊富な選択肢が用意されています。
なお、「ソリオ」「ソリオ バンディット」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当します。
●車両本体価格
ソリオHYBRID SZ:222万2000円(FFのみ)
ソリオ バンディットHYBRID SV:224万6200円(FFのみ)
●オプション価格
全方位モニター用カメラパッケージ:5万5000円
全方位モニター付メモリーナビゲーション(9インチHDディスプレイ):18万7000円
ピュアホワイトパール塗装:2万2000円
プレミアムシルバーメタリック塗装:2万2000円(ソリオ バンディット HYBRID SVのみ)
2トーンルーフ仕様車:4万4000円
ピュアホワイトパール ガンメタリック2トーンルーフ仕様車:6万6000円
(塚田 勝弘)