住友ゴム工業のタイヤセンシング先進技術を体感 【センシングコア技術の将来構想で見た未来の走り】 | DP_sensing_110 | 7枚目の写真（全17枚）
発表会を前に挨拶した代表取締役社長の山本悟氏
ホイールに組み込まれたTMPS。写真はカットモデルで、ホイール内側が写っています
エアゲージで空気圧を計測するのは、それなりに手間がかかる
TMPSが装着されていれば、専用読み取り機を近づけるだけで瞬時にタイヤ空気圧の計測ができる
向かって左の三脚の上に取り付けられた機器が、4輪の空気圧を計測し、自動的にクラウドにデータにアップする
新車への搭載はもちろん、条件が揃えば、既存車に追加装備することもできる
センシングコアの技術はDWSといわれる技術を進化させたもの
DWSは日本はもちろん、欧州、中国、インドなどの自動車メーカーで採用済み
今回は実験のため、まずは計測用のクルマが走行しデータをアップロード。続いて、受信側のクルマで走行した
受信側のクルマは滑りやすい路面に進入する前に、車内のモニターに前方に滑りやすい路面が存在することが表示された
路面が滑りやすいかどうか？ タイヤが摩耗しているかどうか？ などは、スリップ率を計測することで判断する
タイヤの状態はおもに動荷重半径とねじり共振の計測で判断される
二酸化炭素排出量を算出して、整備データと同時に管理することもできる
今後、EV化へむけての搭載。CASEへの対応などさまざまな分野への応用が期待されるセンシングコア
タイヤの締め付けが弱く、ホイールにガタがあっても、フロアの振動などは発生しないため、ドライバーは状態に気付きにくい
フロアの振動はなくても、タイヤには回転ムラが生じるため、それをセンシングしてホイールナットの締め付けトルク不足を計測する
ガタを検知すると、どの車輪にガタがあるかを判断し、車内にアラートを出す
