世代交代進む?ファイナリストPR放送から見た2021年の動向【MediBang日本レースクイーン大賞2021】

■MediBang日本レースクイーン大賞2021のPR放送、ギャルパラTVで配信

2021年のサーキットで活躍したレースクイーン約400名の中から、ファン投票で人気No.1レースクイーンを決める「MediBang日本レースクイーン大賞2021」。プレ投票で選出されたノミネート50名によって、11月8日~12月6日の投票期間で競われていたファーストステージで、ファン投票により選ばれた20名のファイナリストが12月13日の18時に発表となりました。

ファイナリストの全メンバー
ファイナリストの全メンバー

そのファイナリストによるPR放送が、12月22日の20時15分よりギャルズパラダイスTVで配信されました。

日本レースクイーン大賞公式MCの渡辺順子さん
日本レースクイーン大賞公式MCの渡辺順子さん

司会は日本レースクイーン大賞公式MCの渡辺順子さん。公式MCとして数々の感動の場面に立ち会っています。

コロナ禍の影響で2020年の日本レースクイーン大賞は、コスチューム部門と新人部門のみが行われ、No.1レースクイーンを決定する大賞は行われませんでした。2021年は夏に新人部門、秋にコスチューム部門が行われ、そして2年ぶりの冬に「MediBang日本レースクイーン大賞2021」として大賞が行われることになります。

●グランプリへの思いを伝えるPR放送

PR放送の流れは、まず50音順でポージングが30秒間行われ、その後にPRの順番を決めるくじ引き、そのくじに書いてある数字の順番でPRが行われます。

ポージングタイムの今井みどりさん
ポージングタイムの今井みどりさん

ポージングタイムでは、画面の向こうのファンに向かってカメラ目線でのポージングとなります。昨今はコロナ禍の影響でオンライン撮影会というものもありましたが、そのハシリは日本レースクイーン大賞のPR放送だったのかもしれません。

PR順を決めるくじ引きをする仲 美由紀さん
PR順を決めるくじ引きをする仲 美由紀さん

そのポージングの横のテーブルに用意された紙に、PRの順番を示す数字が書いてあります。それを1枚ずつ取っていきます。

8番を引いた相沢菜々子さん
8番を引いた相沢菜々子さん

その書いてある数字をカメラに見せて順番の発表となります。皆さん、1番と20番は避けたいようです。

●熱すぎるPR演説! 感極まっての涙も

そしていよいよPRタイムとなります。

PRをする仲 美由紀さん
PRをする仲 美由紀さん

さすが、ファイナリストとなる方々です。自己紹介のみならず、ファイナリストに押し上げてくれたファンへの感謝とグランプリがとりたい理由を明確に伝えていきます。

PRをする水瀬琴音さん
PRをする水瀬琴音さん

一番多いグランプリがとりたい理由は、チームへの恩返し。1年間レースクイーンとして採用してくれたチームへ、グランプリを獲ることでチームへの貢献度を上げての恩返しがしたいということのようです。

PRをする相沢菜々子さん
PRをする相沢菜々子さん

また、2021年はチャンピオン・ナンバーのゼッケン1番でSUPER GTを戦ったSTANLEY NSX-GTのレースクイーンである相沢菜々子さんのように、チャンピオンチームの誇示としてグランプリを目指すという強い言葉も見受けられました。

PRをする藤井マリーさん
PRをする藤井マリーさん

また、ご家族の不幸を乗り越えて涙をぬぐいながらレースクイーン大賞に初チャレンジする方も。

ファイナリストそれぞれのPRでしたが、皆さんに共通するのはグランプリを目指す熱さ。その熱さが強ければ強いほど応援したくなるのが、ファンの心理ではないでしょうか。

PRをする永原芽衣さん
PRをする永原芽衣さん

●大賞経験者のいないファイナリスト。結果を予想することは困難か?

2年ぶりの日本レースクイーン大賞となったMediBang日本レースクイーン大賞2021。実は大きな異変がありました。それは、2018や2019で大賞を受賞したレースクイーンが参加していないことです。

コロナ禍の2年でレースクイーンの顔ぶれが大きく変わっていることもあり、また2021シーズンを最後に引退をするレースクイーンも数多く、以前に大賞を受賞したレースクイーンの方々も再び日本レースクイーン大賞に参戦するというよりは、後進に道を譲る、という流れが出来上がっているような雰囲気を感じます。

その中で、特別賞受賞経験者やプレイボーイ賞受賞経験者などは参戦しグランプリを目指しています。

ファイナリストでクリッカー賞受賞歴のある3名
ファイナリストでクリッカー賞受賞歴のある3名 永原芽衣さん、水瀬琴音さん、美月千佳さん

また直近のクリッカー賞受賞者から3名、2019年の永原芽衣さん、2019年新人部門の水瀬琴音さん、2020年新人部門の美月千佳さんがファイナリストに進出し、グランプリを目指して戦います。

●グランプリ、そしてクリッカー賞を決めるのはあなた!

このPR放送に参加したファイナリスト20名の中から「MediBang日本レースクイーン大賞2021 グランプリ」が1名、「MediBang日本レースクイーン大賞2021 大賞」が5名、また特別賞としてタイトルスポンサーであるMediBangよりノミネート50名を対象として選出するMediBang賞のほか、クリッカー賞、東京中日スポーツ賞、テレビ東京賞、週刊プレイボーイ賞が設けられております。さらに、日本レースクイーン大賞実行委員会特別賞を1~2名選出し表彰させていただきます。

その発表は2022年1月15日(土)に東京オートサロン2022のイベントステージで行われる表彰式で行われます。2021年の栄誉は誰の頭上に輝くのか? それはあなたの投票で決まるかもしれません。

なお、PR放送のアーカイブはギャルズパラダイスTVでご覧いただけます。ご視聴にはギャルズパラダイス公式サイトのプレミアム会員となる必要があります。

(写真・文:松永 和浩

【関連リンク】

日本レースクイーン大賞2021クリッカー賞投票ページ
https://clicccar.com/rq2021_top20/

ギャルズ・パラダイス公式サイト
https://www.galsparadise.com

日本レースクイーン大賞公式サイト
https://rq-award.jp/

ギャルズパラダイスTV
https://www.galsparadise.com/galsparadise-tv

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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