三菱自動車のクロスオーバーSUV「エクリプス クロス」が一部改良。先進安全装備をアップデート

■ガソリンエンジン車に、機能装備を充実させた特別仕様車「G Limited Edition」を設定

三菱自動車は2021年11月25日、主力のクロスオーバーSUV「エクリプス クロス」にアップデートを実施し、同日発売を開始しました。

今回の改良は、先進安全装備のアップデートが中心になっています。

PHEVモデルに、高速道路同一車線運転支援機能である「マイパイロット」が新たに採用されています。車両がアクセルとブレーキ、ステアリング操作を支援することで、高速道路での渋滞時やロングドライブにおけるドライバーの負担を軽減します。

三菱自動車エクリプスクロス
三菱自動車のエクリプス クロスが一部改良を実施。写真は、PHEVモデルの「P」

PHEV、ガソリン仕様の運転支援機能「三菱e-Assist」がさらに充実しています。PHEVモデル、ガソリンモデル共に、これまで「P」にのみ標準化されていた後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)の「BSW/LCA」、後退時車両検知警報システム「RCTA」が「G」にも標準装備されています。

また、ガソリンモデルに価格を抑えながら、機能装備を充実させた特別仕様車の「G Limited Edition」が設定されています。

三菱自動車エクリプスクロス
ガソリンモデルの「G Limited Edition」

エクステリアでは、18インチアルミホイール(切削光輝仕上げ)が装着され、足元からスタイリッシュなムードを放っています。

インテリアでは、シート素材に上級ファブリックが使われているほか、ブラック加飾付きの本革巻ステアリングホイール、フロントドア部分のLEDインテリアイルミネーションが備わり、クオリティアップが図られています。

さらに、高速道路などで車速と車間距離を保つレーダークルーズコントロールシステムの「ACC」、視線移動を抑えながら、速度などの運転情報を確認できるヘッドアップディスプレイ、ブレーキオートホールド機能をもつ電動パーキングブレーキも備わり、機能性の向上が図られています。

三菱自動車エクリプスクロス
エクリプスクロスのインパネ

ほかにも、運転席&助手席シートヒーター、左右独立温度コントロール式フルオートエアコンが備わり、季節を問わず高い快適性を享受できます。

価格帯は、PHEVが384万8900円~451万円。ガソリンエンジン仕様(特別仕様車を含む)が、253万1100円~334万6200円です。

三菱自動車エクリプスクロス
車線逸脱警報システム

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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