■プリウス、プリウスPHVが一部改良を受け、8インチディスプレイオーディオなどを標準化
2021年6月3日、トヨタ・プリウス、プラグインハイブリッドのプリウスPHVが一部改良を受けました。さらに、プリウスに特別仕様車の「S“ツーリングセレクション・Black Edition”」と「A“ツーリングセレクション・Black Edition”」を設定し、同日発売されました。

最近のトヨタの登録車は、ヤリス、ルーミー、アルファード、カローラが売れ筋モデルになっていて、2020年4月から2021年3月までの登録台数は、5万9160台(前年同期比52.2%)で登録車では13位と、かつての勢いはなくなっています。

今回の一部改良、特に特別仕様車は、販売テコ入れ策になりそうなブラックを基調としたスポーティな仕様になっています。
まず、一部改良のメニューは、プリウスの「E」を除き8インチディスプレイオーディオの標準装備化をはじめ、プリウスの「A」「A“ツーリングセレクション”」、プリウスPHVの「Aプレミアム」「A」に「ナノイー」が標準装備されています。
また、プリウスのボディカラーに「ブラキッシュアゲハガラスフレーク」を用意。「S“ツーリングセレクション”」「A“ツーリングセレクション”」をベースとするプリウスの特別仕様車には、エクステリアにブラック加飾が施された17インチアルミホイールやBi-Beam LEDヘッドランプを装備。

インテリアには、センタークラスター、インパネオーナメント、サイドレジスターベゼルなどにダーク基調の加飾が配されています。さらに、アルミペダル(アクセル・ブレーキ)の特別装備により、スポーティムードの演出が施されています。また、ボディカラーは、特別色の「プレシャスブラックパール」をはじめ、2トーンの2色を含めた計6色を用意。
価格帯は、プリウスが259万7000円~364万円。プリウスPHVが338万3000円~401万円です。

(塚田 勝弘)