ヤリスより格好いい!? トヨタが次期AYGOを示唆する「アイゴXプロローグ」を公開

■Aセグメントに革命を起こすデザインを訴求

トヨタ自動車が3月17日(現地時間)、ティザーで予告していたコンセプトカー「アイゴXプロローグ」をワールドプレミアしました。

トヨタ「アイゴXプロローグ」のフロントビュー

コンパクトカー・アイゴ(AYGO)は、2005年の発売以来2代に渡り、遊び心や楽しさなどを打ち出し、若くて進歩的な顧客に支持されてきました。

今回公開された「アイゴXプロローグ」は、トヨタの欧州デザインスタジオ「ED2」が手掛けたAセグメントの新たなビジョンを示すコンセプトモデルで、コンパクトながらもクロスオーバーモデル風のエクステリア・デザインを採用。個性的なヘッドランプが目を惹く魅力的なモデルに仕上がっています。

トヨタ「アイゴXプロローグ」の開発陣

アイゴの次期型を示唆するモデルで、ED2では昨今の情勢からリモートワークも活用して専任チームにより開発。

ハンドスケッチからデジタルスケッチ・モデリング、バーチャルリアリティによるシミュレーション、そしてクレイモデル製作に至るまで、シームレスに作業を進めており、Aセグメントにおいてどのようにスパイスを効かせることができるかを再考しながら、大胆にデザイン作業を進めたそうです。

トヨタ「アイゴXプロローグ」のサイドビュー

ED2社長のイアン・カルタビアーノ氏は、「ED2チームがアイゴXプロローグを生み出したことを誇りに思うとともに、同車がこのセグメントに革命をもたらすのを楽しみにしています」とコメントしています。

トヨタはこれまでに、欧州市場でヤリスシリーズに続く新型モデルの導入を明らかにしており、ユーザーにとってリーズナブルな車両価格を維持・実現することなどをアナウンスしています。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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