■ベルランゴのカタログモデル発売を記念して企画された日本独自のアクセサリー
コロナ以前から空前のキャンプブームといえる状況が続いていて、コロナ禍によりさらに注目度を集めています。シトロエン・ベルランゴは、何かと荷物が多くなるキャンプで頼りになる相棒といえるでしょう。Groupe PSA Japanは、2020年9月24日、シトロエン・ベルランゴ向けの純正カーサイドタープを発売しました。
カーサイドタープ(エアフレーム・リビングシェルター)は、同MPVのカタログモデルの国内発売に合わせてGroupe PSA Japanが独自に企画したシトロエン純正アクセサリー。
独自のエアチューブ構造フレームが採用され、付属のダブルアクションフロアエアポンプで空気を注入するだけで、強固な自立型タープが完成。金属フレームを使っていないため、設営、撤収が素早く行えるのも特徴の1つです。テントにタープも張ると設営、撤収はひと仕事になりますが、素早く作業できるのはうれしいポイントです。
タープ設営時のサイズは、底面サイズ約2500mm×2500mm、高さは約1800mm。タープは複数のベルトで固定され、接合部車体下部にはカバーシートが付属するため、外気の侵入を緩和するそう。このサイズならDINKSや小さな子どもがいるファミリーでもカバーしそうです。
なお、汎用性がある接合能力により、シトロエンC3エアクロスSUV、C5エアクロスSUV、C4スペースツアラーでも使用可能で、さらに、サイズなどを確認すれば、セダンタイプ、クーペをのぞく他の車両でも使えるそうです。
先述したにように、荷物が増えるキャンプや各種アクティビティでは、収納時のサイズも気になります。エアフレーム構造で金属フレームがないため、収納時もコンパクト。付属の収納バッグに入れた際のサイズは、約340mm×340mm×530mm、重量約9.2kgです。
付属品:専用収納袋、手動式エアポンプ(1式)、ペグ(20本)、ロープ(3.5m×2本)、コネクションカバー&シート(1式)、補修キット(パッチ、接着剤、リペアシート)、エンブレム。耐水圧は3000mm。気になる価格は95,000円(税込)です。なお、Groupe PSA Japanは、同製品はテントではなくタープであり、リビング的な使い方が前提としています。
(塚田勝弘)