●クルマ好きならマシンを見ているだけで楽しめるのもD1の魅力のひとつ
毎年シーズン開幕に向けて多くのチームやドライバーが新車を投入するD1GP。他のモータースポーツ以上に魅せる競技でもあるドリフトでは、マシンのカラーリングと同時にベースマシン選択も非常に重要になります。
そこで今回はD1開幕戦で気になった、ちょっと変わったマシンを取り上げてみようと思います。
まず最初にご紹介するのは、こちらのクラウンです。一見派手なカラーリングになった普通のクラウンのようですが、よーく見るとクラウンなのに2ドア。その実態はS14シルビアです。フロントとリヤのバランスがおかしなことになってて楽しいですね。
実はこのマシン、シルビア180SXでよく見る顔面移植のマシンです。
今回のD1GPで2位になった日比野選手のマシンも、じつはそんな顔面移植マシンだったりします。クラウンやプリムス・バラクーダ顔のS14なんて目立つこと請け合いですよね!
目立つと言えば、こちらも今ではもうなかなかお目にかかれないローレルC33です。
この世代のマシンはR32スカイラインと共通のパーツも多く、FRのセフィーロなど走り好きな人達のなかでは一世を風靡したマシンが多いです。その中でもこのローレルを選ぶというのはたまたまこのボディしかなかったのか、それともあえてこのボディを選んだのか、とても気になります。
そんな世代よりもう1世代前に爆発的な人気を博したクルマといえば、こんなマシンたちがあります。
イニシャルDで一躍有名になったAE86は言わずもがな、FC3SやR31、そしてハイソカーとして絶大な人気を誇ったZ20系ソアラもすっかり公道で見ることはなくなりましたね。
そして最後に紹介するのはこちらの2台。LEXUS RCと日本未発売のINFINITY Q60です。
Z20系ソアラは当時のハイソカーの代名詞でしたが、今ではLEXUSがその後を受け継いでいるかもしれませんね。
そしてこのINFINITY Q60は現行スカイラインの2ドア版で日本では未発売の車種です。LEXUSやINFINITYのような高級車をD1マシンとして採用すれば目立つこと間違いないですよね!
皆さんのお気に入りマシンはありましたでしょうか?こんなマシンたちのアツい走りが生で見られる日が早く戻ってきてほしいですね。
(H@ty)