■シンクロ率400%のために発揮される1000馬力OVERのパワー
6月17日に発表されたエヴァンゲリオンレーシングのD1参戦マシン「エヴァRT初号機 GRスープラ」。
GRスープラはこれまでのD1参戦マシンの常識を覆すほどシャシー性能が高いと言われており、その性能をフルに発揮するには1000馬力以上のパワーが必要だと言われています。
そのためにこれまでD1グランプリで主流だった直列6気筒の2JZエンジンでは力不足となってきているのが実情。
モアパワーを求めてエヴァRT初号機 GRスープラが選んだエンジンはV8の3UZエンジン。これにビッグタービンのターボチャージャーを取り付けると排気管が取り付けられないということでボンネットに穴を開け、そこから排気管を出すという異形のレイアウトとなっています。
■1000馬力OVERを支えるTOYO TIRES PROXES R888R Drift
この1000馬力超えの3UZエンジンからの駆動力を正確に伝え、まさにドライバーとシンクロしながらマシンを導いていくためにはタイヤの役割がより一層大きくなります。
2020 Team TOYO TIRES DRIFT GIRLSの安西茉莉さん、山本もえぎさんに囲まれているのが、そのエヴァRT初号機 GRスープラの1000馬力超えを支えるTOYO TIRES PROXES R888R Drift。
ドリフトの世界統一戦とも言えるFIAインターコンチネンタルドリフティングカップで3年連続のチャンピオンとなるワールドNo.1ドリフトタイヤメーカー、TOYO TIRESのドリフト向け最高峰タイヤがTOYO TIRES PROXES R888R Drift。
いまのドリフトに求められるのは、アプローチまでの加速とドリフト時のコントロール性。つまり高いグリップ力でエンジンパワーを確実に路面に伝えて加速し、滑り出してからのコントーロール性も兼ね備えるという次元の高さが求められています。
エヴァRT初号機 GRスープラは次元の高いシャシー性能と3UZエンジンのパワーを使い切るための選択がTOYO TIRES PROXES R888R Driftと言えます。
ここまでをまとめて見ると、実はエヴァRT初号機 GRスープラも含め3UZ搭載のGRスープラとTOYO TIRES PROXES R888R Driftの組み合わせがD1グランプリどころか世界最強のドリフトマシンとなるのです。
この走りを観たいという思いで開幕が待ち遠しくてなりません。
(写真・文:松永和浩)
【関連リンク】
エヴァンゲリオンレーシング公式サイト
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