0-100km/h加速は5.0秒。ケータハムから新型「スーパー・セブン・1600」が誕生【新車】

■大好評だった限定のヘリテージモデルをカタログモデル化

2020年4月にイギリス本国で発表されていたケータハム「スーパー・セブン・1600」が日本でも6月5日に発売されました。

同モデルは、以前発売されたヘリテージモデル(限定車)に対する強いニーズにより、カタログモデルとして導入されました。

ケータハム スーパー・セブン・1600
ケータハム「スーパー・セブン・1600」が日本にも上陸

新型「スーパー・セブン・1600」は、1970年代の古き良きクルマの楽しさ、華々しさが現代の技術で表現され、標準装備のSeries3(ナローボディ)に加えて、よりワイドで快適な大きなシャシーである「Series5 (ワイドボディ)」仕様も選択できます。

ケータハム スーパー・セブン・1600
ケータハム・スーパー・セブン・1600のリヤ

新型「スーパー・セブン・1600」は、全長3380×全幅1575×全高1115mmというコンパクトサイズ。乾燥重量525kg〜565kgという超軽量ボディに、135PS/165Nmのフォード製「シグマ」1.6Lエンジン、5速MTが搭載されています。

0-100km/h加速は5.0秒という俊足ぶりで最高速は195km/hに達します。タイヤサイズは185/60R14で、もちろん後輪を駆動させます。

同モデルは同じエンジンを積む「セブン 270S」がベースで、ヘリテージ感あふれる装備が用意されているのが特徴。オリジナルのスーパー・セブンにおけるクラフトマンシップ、さらには、ヒストリックなケータハムバッジを付けた初期モデルからインスピレーションを受けたそう。

ケータハム スーパー・セブン・1600
ケータハム「スーパー・セブン・1600」のインテリア

具体的には、フレアードフロントウイング(いわゆるクラムシェル型のフロントフェンダー)をはじめ、14インチの「Classic」アロイホイール、1970年代のセブンを想起させる「スペア ホイール&キャリア」、ヘリテージペイントフィニッシュなどが用意されています。

スーパー・セブン・1600
スーパー・セブン・1600のインパネ

インテリアもレトロなムードが漂っていて、エレガントなウッドリムステアリングホイール、クラシカルなレザー内装の仕立てになっています。装備は、ヒーター、12vソケット、トンネルトップ(ブラックビニール)などが標準。

スーパー・セブン・1600
ナローボディ、ワイドボディを設定する

標準装備のSeries3(ナローボディ)の価格は、621万5000円。「Series5 (ワイドボディ)」仕様は、60万5000円高になります。

ボディカラーは、「Racing Green」「Caribbean Blue」「Tuscany Red」「Saxony Gray」「Serengeti Orange」「Bordeaux Red」「Oxford White」の全7色が用意されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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