■「2021年モデル」として今秋米国で発売開始
昨春のニューヨーク国際オートショーでデビューしたSUV、新型トヨタ「ハイランダー」。国内では馴染みが薄いモデルですが、海外ではスタイリッシュなミドルサイズのSUVとして人気で、初代から数えて4世代目となります。
全長を先代比で60mm伸ばすことでキャビン容量を大幅に拡大しており、2列目シートについてもスライド量を拡大するなど、実用性を向上。米国トヨタでは昨年末にガソリンモデルを発売、本年2月のシカゴオートショーではハイブリッドモデルを公開、発売を開始しました。
ガソリンモデルは3.5L V6エンジンにより295hpを発生、またハイブリッドモデルは2.5L 直4エンジン+デュアルモーターの組み合わせでシステム総出力243hpをそれぞれ発揮。大柄なボディではあるものの、前者の燃費は10.2km/L、後者が15.3km/Lと良好。
そして今回、トヨタは新型ハイランダーに新たに「XSE」グレードの追加を発表。2021年モデルとして今秋の発売を予定しているそうです。
スポーティなラジエータグリルやロアーグリル、ツインエキゾーストパイプ、専用の20インチホイールなどを装備しており、レッド&ブラックの専用のツートンカラーシートを採用するなど、インテリアもかなりスポーティな仕様になっています。
魅力的な新型ハイランダー「XSE」ですが、価格帯を含め、今のところ国内発売に関するアナウンスは無いものの、導入されれば人気モデルとなりそう。
ハイランダーは初代モデルが2000年当時に「クルーガー」として国内販売されていたモデルだけに、再販が期待されます。
(Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)
【関連リンク】
トヨタ ハイランダー(米国仕様)
https://www.toyota.com/highlander/