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ニュース・新車
開発者自身もS耐に参戦! 2020モデル・シビックタイプRにHONDAのチャレンジスピリットをみた!【井出有治のコレ乗りたい!】 | 20200212_yujiide_civic_15 | 14枚目の写真(全16枚)
タイプR開発陣の有志で結成、スーパー耐久レースST-2クラスに挑戦しているHonda R&D Challenge 。2019年はもてぎ5時間レースのみの参戦でした。HONDAファン、シビックファンの皆さん、S耐2020シリーズでは、ぜひ『ボクのST-TCRシビック!!』と一緒に、開発チームの応援をヨロシク!
ドライバーからマネージャーまで、スタッフ全員がHONDA開発に関わっています。しかし、HONDAの文字はあれど完全プライベーターなので、レース資金集めはタイヘン!って。
レーシーな雰囲気たっぷりなコクピット。ステアリングはフルでアルカンターラが巻かれていて、裏地を2枚重ねにすることでグリップ感がアップしているそうです。
まん丸の球体からティアドロップ型に変更されたシフトノブ。操作性は確実にアップです。
レーシングブルーパールとポリッシュドメタルメタリックという新色の2色を加えた5色で展開される、ベースのシビックタイプR。
タイプRお約束?の3本出しマフラー。両端2本が通常のマフラーのメインパイプで、センターの一回り細い部分って謎ですよね。センターの太鼓部をレゾネーターといって低回転域ではメインパイプにプラス、開口面積アップで音圧を向上。高回転時には不快なこもり音を低減させるという『サウンドチューン』マフラーになっているのです。
ウン、このティアドロップ型のシフトノブは操作がしやすそうです。
本田技研研究所 オートモービルセンター シビックタイプR開発責任者・柿沼秀樹さん。この日、開発スタッフ全員が黄色いネクタイを締めていました。なぜ?「リミテッド エディションへのオマージュ!」だそうです!!
ボクがS耐で乗る『シビックTCR仕様』と市販バージョンのタイプRは全くの別物ですが、柿沼さんチームのシビックタイプRは2017モデルをレギュレーションに合わせた最小限のチューンで戦っています。
シビックタイプRリミテッド エディションのボディカラーは、この鮮やかなサンライトイエローIIのみの設定です。グリル部分やルーフはブラックなので、引き締まった印象です。
左がベースのタイプR用、右がリミテッド エディション専用のBBS社製鍛造ホイール。ボルトとの接合部、リム厚などを専用開発。強靭かつ軽量の理想的なホイールが誕生しました。
リミテッド エディションには、ミシュラン・パイロットスポーツCup2が専用設定されています。
グリル開口部は13%の面積アップ。バンパー下部のエアスポイラーは取り付け部の肉厚アップやリブを追加することで、風圧に負けない性能を確保。また、ラジエターのフィンピッチが3.0mmから2.5mmに変更され、より冷却効率がアップされました。
320ps/400Nmのパワー&トルクのK20型2L 直4DOHCターボエンジンには大きな変更は無しだそう。手前にある外気エア導入部には、最近起こりがちな冠水時に水が入りにくい工夫もされているんですよ。
シビックタイプR事前説明会でお勉強タイム。暗くなるけど寝ないでね…って言われちゃったけど、前席の方がコックリし出したのが気になって寝られませんでした(笑)!
ベース車にはコンチネンタル・スポーツコンタクト6が装着されます。
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