清水和夫の2019Myベスト。SPL.ならダラーラ、STD.ならロッキー【私が選んだ2019年ベスト3】

■clicccarを愛読されている皆様、clicccarライター・新人「清水和夫」をヨロシク!

●2019年は実用的で、かつカッコも良いクルマに注目した1年

2019年にclicccarデビューした新人の「頑固一徹オヤジ・清水和夫」です。2020年も楽しくも刺激的なネタを提供できればと思っています。

ロッキー試乗中の清水和夫さん
国産庶民派MyベストはロッキーAWD!

ところで、2019年を振り返るとどんな年だったのでしょうか?

海外メーカーからはオーバー400psのマシンが続々と市販されましたが、みんなの感心はもっと実用的でかっこいいクルマだと思います。

その意味では市販は2020年2月以降ですが、トヨタのヴィッツ改め新型ヤリス、ホンダのフィットが話題となりました。どっちもプロトタイプをドライブしましたけど、乗り心地や運転支援(ドライバー・アシスト)の完成度は高く、このクラスでは欧州車もびっくりするくらい充実した安全性能を誇ってます。

そうそう、トヨタのコンパクトカーTNGAとは対照的に、ダイハツのDNGAというプラットフォームの全貌が明らかになりましたね。ダイハツは低価格なコンパクトカーを目指しいているとはいえ、DNGA第2弾のロッキーというSUVはなかなか魅力的。FFよりも四駆の完成度が高かったです。

ということで、clicccar編集部の頑固オヤジ担当のY女史から『2019年に発売されたベスト3を選定せよ!』と指令が来ましたので、チョイスします。

ダラーラ
レーシングカーで有名なダラーラ。ドアが無いけどね!

1位 イタリアのレースカー専門メーカーが作った「ダラーラ・ストラダーレ」
2位 ハンドリングの天才 テスラ「モデル3」
3位 3L直列6気筒ディーゼル メルセデスベンツ「ゲレンデG 350 d」

テスラ・モデル3
SPL.の2位に選んだのはテスラ・モデル3です。コレ、物凄いデス!
メルセデスベンツG350d
伝統のラダーフレームを継承したメルセデスベンツG350dをSPL.の3位に選びました。

もっと庶民的なクルマを選べ!と言われそうなので、300万円以下のAWDをチョイス。

ロッキー
STD.の第1位は、ダイハツROCKYを選びました。

1位 ダイハツロッキー AWD
2位 マツダCX30と言いたいが発売は2020年1月からなので2019はマツダ3の1.5L AWD
3位 ホンダN-ONE ターボ AWD

マツダ3
1.5L AWDのマツダ3がSTD.の2位。
N-ONE
ホンダの軽、N-ONEターボAWDがSTD.3位!

2019年に出会ったクルマで印象的だったモデルをリストアップしましたが、2020年も魅力的なクルマがたくさん登場しそうなので楽しみですね。

頑固オヤジ、まずはお正月からラスベガスに行きます。家電ショーCESを取材するのですが、面白いネタがあればアップします。2020年はネズミ年なので、ミッキーマウスが活躍しそうです。では〜!

(文:清水 和夫/アシスト:永光 やすの/画像:MotorFan.jp/clicccar)

この記事の著者

清水和夫 近影

清水和夫

1954年生まれ東京出身/武蔵工業大学電子通信工学科卒業。1972年のラリーデビュー以来、スーパー耐久やGT選手権など国内外の耐久レースに参加する一方、国際自動車ジャーナリストとして活動。
自動車の運動理論・安全技術・環境技術などを中心に多方面のメディアで執筆し、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレーターとして多数の出演経験を持つ。clicccarでは自身のYouTubeチャンネル『StartYourEnginesX』でも公開している試乗インプレッションや書下ろしブログなどを執筆。
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