にじみ出る「貫禄」の源泉。新型ポルシェ911 カレラ4S・後篇【プレミアムカー定点観測試乗】 | _20191125_134435 | 4枚目の写真（全10枚）
古典的なプロポーションを保ちつつ、着実に進化するディテールが道行く人の視線を惹き付ける。
単眼式のカメラは65〜250km/hで作動するレーンキープアシストに使われる。
リアに搭載される450psのエンジンは空気抜きのファンとリアウィングに覆われて、少しも顔を覗かせない。
強い加速でフロントをわずかに浮かせる姿勢を示すカレラ4S。ローンチコントロールを作動させれば発進から100km/hへの所要時間はわずか3.4秒だ。
フロントには例によって132Lと大きな容量を持つラゲッジスペースが。この容量は4WDでも2WDでも変わらないという。
センターコンソールは991時代よりさらに存在を主張するようになった。シフトノブは前に倒してリバース、手前に引いてドライブ。
リアシートは大人にとっては本当の緊急事態用。ただし小学校低学年くらいまでなら収まるだろう。
911でおなじみ5眼のメーターは、中央のタコメーターだけがアナログ式で、ほかの4つはデジタル式とされ、さまざまな情報を表示する。ナビゲーションの地図ももちろんここに映し出せる。
14way電動スポーツシート、メモリーパッケージ（37万6851円）、シートベンチレーション（フロント）（17万7222円）、トリュフブラウン シートベルト（7万3333円）で彩ったフロントシート。
フロントとリアのボリューム感を増したタイプ992の走りを後方から望む。
