「小さくても広く使える」コンパクトSUVのトヨタ・ライズが大人気の理由とは?【新車】

■約8倍の初期受注を獲得

2019年12月5日、トヨタは新型ライズの発売1か月の受注台数を発表しました。同年11月5日の発売から1か月になる12月4日時点で約32,000台となり、月販目標(4,100台)の約8倍と、好調な立ち上がりとしています。

トヨタ ライズ
トヨタ・ライズの外観

主な好評点は、「全長4m以下の5ナンバーサイズ(全長4,700mm以下、全幅1,700mm以下、全高2,000mm以下、排気量2,000cc以下)でありながら、SUVらしい力強いスタイル」「クラストップレベル(コンパクトSUVクラスでの比較。2019年11月現在、トヨタ自動車調べ)の広々とした荷室、室内空間と多彩なユーティリティ収納スペース」「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)」を含む最新の「スマートアシスト」による安全技術となっています。

トヨタ ライズ
トヨタ・ライズのインパネ

「Aセグメント以上、Bセグメント未満」と表現したくなる、コンパクトサイズでありながらも存在感のあるスタイリング、驚くほど広い(深い)ラゲッジなど、小さくても広く使えるのが同SUVの魅力で、こうした点が評価されているようです。

トヨタ ライズ
トヨタ・ライズの荷室

また、受注実績の中身は、グレード別では、「Z」グレードが7割、「G」が2割。装着率の高いメーカーオプションは「ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート」が4割(Z、Gグレード内比率)、「ナビレディパッケージ」が4割(総数内比率)。ボディカラーは、「シャイニングホワイトパール」が3割、「ブラックマイカメタリック」が2割、「ブライトシルバーメタリック」が1割となっています。

(文/塚田勝弘 写真/長野達郎)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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