トヨタ・カムリが一部改良。ディスプレイオーディオとDCMを全車に標準装備し、全グレードにE-Fourを設定【新車】

●DAとDCMの標準装備化で、全ユーザーがコネクティッドサービスを利用可能に

2019年10月1日、トヨタ・カムリが一部改良を受け、同日から発売されます。また、12月16日には全グレードにE-Four(電気式4WDシステム)搭載車が追加され、雪国などのユーザーニーズに応えるとしています。

トヨタ カムリ
2019年10月1日に一部改良を受けたトヨタ・カムリ
トヨタ カムリ
全グレードにE-Fourを設定

今回の一部改良では、新型カローラと同じように、ディスプレイオーディオ(DA)および「DCM(Data Communication Module)」を標準装備。これにより、スマホと機能を連携するとともに、全ユーザーがコネクティッドサービスを利用できます。

トヨタ カムリ
ディスプレイオーディオ、DCMを標準装備する

具体的には、「SmartDeviceLink」に対応するナビアプリや、音楽、ラジオアプリなどを(DA)上に表示することで操作を可能とし、LINEカーナビでは音声認識で目的地設定やLINEのメッセージ送受信、音楽再生などができます。また、「Apple CarPlay」「Android Auto」もTVとセットオプション(契約時にT-Connect契約が必要)で利用可能。

なお、従来のナビゲーション操作など、使い慣れた機能を利用したいユーザーに向けて、エントリーナビキットおよびT-Connectナビキットを用意しています。

トヨタ カムリ
カムリのインパネ
トヨタ カムリ
カムリのリヤビュー

安全装備では、車線変更時の後方確認をアシストするブラインドスポットモニターや駐車場での車両後退時に左右後方から接近する車両を検知し、衝突の可能性があると車両が判断すると、ブレーキを制御する「リヤクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ/後方接近車両)」を標準装備。

パワートレーンは、2.5L+モーターのハイブリッドで、価格帯は3,456,000円〜4,648,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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