【新車】ポップな存在感と魅力的な価格でヒット確定!? コンパクトSUVのシトロエン「C3 エアクロスSUV」が登場

●室内のユーティリティも魅力的な「C3 エアクロスSUV」は2,590,000円〜2,970,000円

2019年7月16日、創業100周年を迎えたシトロエンにコンパクトSUVの「C3 AIRCROSS SUV(C3 エアクロスSUV)」が加わり、同日から発売されました。

最近のシトロエンは、BセグメントのコンパクトカーのC3が日本においてブランド史上最も売れているヒット作になり、すでにデビューしている「C5 AIRCROSS SUV」も高い評価を集めているそうです。

「C5 エアクロスSUV」に次ぐSUVモデルとなる「C3 AIRCROSS SUV(C3 エアクロスSUV)」は、全長4160×全幅1765×全高1630mm、ホイールベース2605mmというコンパクトサイズ。

プラットフォームは、日本を含む世界中でベストセラーとなっているC3と同じ「PF1」をベースに、SUV向けにさらに改良を受けています。

パワートレーンは、「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」を4年連続で受賞した1.2ℓ「PureTech」直列3気筒ターボエンジン(110ps/205Nm)で、トランスミッションは電子制御6速ATのEAT6が組み合わされます。車両重量は1270kg~1310kgで、燃料消費率は14.7km/L(WLTCモード)。

SUVテイストも感じられたC3をさらにSUV化したような「C3 エアクロスSUV」は、ポップなアクセントカラーと存在感のある外観が特徴で、SUVらしいタフさを抱かせます。

一方の内装は、シートのファブリックを貼り込んだリラックス感あるリビングのような仕立てが特徴。後席は最大15cmの前後スライドとリクライニングが可能で、高い居住性と積載性を兼ね備えています。

さらに、後席と助手席を倒せば約2.4mまでの長尺物(目安としてサーフボードのセミロングボード程度)の積載が可能で、トノカバー下トランク容量は後席スライドにより410~520Lを確保。後席すべてを畳むと天井までの最大容量は1289Lにまで広がります。

装備では、アクティブセーフティブレーキ、インテリジェントハイビーム、レーンデパーチャーウォーニング/ドライバーアテンションアラート、ヒルスタートアシスタンス、パークアシストなど、多くの先進安全支援機能とドライバーサポートを用意。

ほかにも、プジョー3008、5008と同様にグリップコントロールが装備されます。スノーモード、マッドモード、サンドモードなど路面状況に応じてトラクションを最適化する機能で、5%以上の勾配の下りで速度30km/h以内に速度を自動コントロールするヒルディセントコントロール(SHINEパッケージに装備)も用意。FFでも高い走破性能を備えているのも心強いです。

ボディカラーは、「ナチュラルホワイト」、「インクブラック※」、「グリプラチナム※」、「サーブル※」、「ブリージングブルー※」、「スパイシーオレンジ※」の6色。※は特別塗装色で、有料オプション48,600円となります。

さらに、「SNINE」に用意されるバイトーンルーフは「ナチュラルホワイト」、「インク ブラック」の2色。カラーパックとしてヘッドライトユニットベゼル/ドアミラー/ルーフレール/リヤクオーターパネルステッカーのコーディネイトがされる「カラーパック」は、「オレンジ」、「シルバー」、「ホワイト」が設定されます。

価格は「C3 AIRCROSS SUVFEEL」が2,590,000円、「C3 AIRCROSS SUVSHINE」が2,740,000円、「C3 AIRCROSS SUVSHINE PACKAGE」が2,970,000円。

なお、「SHINE」にはパノラミックサンルーフ、グリップコントロール、17インチアロイホイール(215/50 R17)、マッド&スノータイヤ(スノーフレークマーク付き)のパッケージオプション23万円が設定されます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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