【新車】トヨタ・アクアが一部改良で「パノラマミックビューモニター」を設定。特別仕様車3タイプも登場

●モデル末期でも旺盛なニーズ。人気に応える一部改良と特別仕様車

2018年・19年の登録車販売ランキングは、日産ノート、トヨタ・プリウス、トヨタ・アクアが3強を形成しています。2018年の登録車販売ランキングで日産ノートに次ぎ2位となったアクアは2019年中のフルモデルチェンジが噂されていますが、依然として人気は健在です。

そのアクアが一部改良を受けました。同時に、ビジネスニーズに最適な特別仕様車「S“Business Package”」が設定され、7月1日に発売されています。

まず、一部改良は、駐車時に車両周辺の状況をナビ画面で確認できるパノラミックビューモニターを新たに全車にメーカーオプションで用意。

また、オート電動格納式リモコンカラードドアミラーに、車両後退時に助手席側の鏡面が自動で下向きになり駐車ラインなどの確認が容易になるリバース連動機能が「Crossover」、「Crossover “Glam”」、「G」、「G “ソフトレザーセレクション”」、「S “Style Black”」に標準装備されています。さらに、ドアミラーは、付着した霜や曇りを取り除くヒーターを全車に標準化。

エクステリアでは、フロントグリルとホイールキャップ(Crossoverをのぞく)の意匠、リヤコンビネーションランプの加飾が変更され、ボディカラーに新規設定色「サーモテクトライムグリーン(オプション)」を含む全11色(Crossoverは全12色)が設定されています。

一方のインテリアは、「G」グレードのシート表皮がダークブラウン基調になったほか、「S」の内装色レッドを選択すると、インパネの助手席側カラーがブラック、レジスターリングがレッドに変更されるなど、ムードのある内装になります。

ほかにも、従来型で好評だったという特別仕様車「S“Style Black”」と特別仕様車「Crossover“Glam”」が装備を充実させて登場。「S“Style Black”」は、専用LEDヘッドランプやナビレディパッケージ(ナビレディパッケージ、バックカメラ、6スピーカー)を特別装備。

シートには、車内消臭、防汚、撥水機能付の高機能表皮が採用されたほか、「Crossover“Glam”」にはナビレディパッケージを特別装備。アウトサイドハンドルにメッキ加飾が追加されるなど、質感向上も図られています。

新設定のフリート向けの特別仕様車「S“Business Package”」は、「S」をベースに、ビジネス用途に合わせて装備を厳選したほか、内装色ナチュラルグレーが採用されています。また、衝突回避支援パッケージ Toyota Safety Sense、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ/静止物)、荷物の積載に優れたフルフラットデッキボードなどが特別装備され、安全装備に加えて利便性も引き上げられています。ボディカラーは「スーパーホワイトⅡ」を含む全3色を用意。

価格は、Lが1,785,240円、Sが1,886,760円、Gが2,059,560円、G “ソフトレザーセレクション”が2,086,560円、Crossoverが2,059,560円。特別仕様車の「S“Business Package”」は1,917,000円、「S“Style Black”」が2,049,840円、「Crossover“Glam”」が2,158,920円。ウェルキャブの価格帯は、1,994,760円〜2,810,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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