次期型からEV専用ブランドになる「smart」に、ガソリン車最後の特別仕様車が登場【新車】

●「smart fortwo BRABUS sports」用パワートレインを搭載した限定車

2019年4月19日、メルセデス・ベンツのサブブランドである「smart(スマート)」に、特別仕様車の「smart fortwo BlackSilver edition」が設定されました。


スマートは、シティユースに向く小さなのボディに、最大限の利便性、快適性、安全性、環境適合性を凝縮したマイクロコンパクトカーとして1998年に誕生し、全世界累計販売台数220万台以上を記録、日本でも累計販売台数は4万台以上に達するそう。なお、スマートは、次期モデルからEV専用のブランドになる予定です。

今回発売された特別仕様車は、最高出力66kw(90PS)、最大トルク135Nmを発生する0.9Lターボの「smart fortwo BRABUS sports」用パワートレインを搭載し、「smart fortwo BlackSilver edition」(全国限定50台)には、ブラックとシルバーマットを基調とした専用装備を用意。

外観は「BlackSilver edition」の専用アルミホイール、フロントスポイラーおよびサイドスカート、ドアミラー、リヤディフューザーが装備され、ブラックボディにシルバーマットをアクセントとして取り入れることで、シックでスポーティなムードに仕立てられています。

内装は、ブラックのファブリックシート、「BlackSilver edition」専用のインテリアトリムとステアリング、トップパフォーマンスモデルであるBRABUSのパドルシフトとBRABUSロゴ入りベロアマットを採用。さらに、フルカスタムオーダープログラム「tailor made」専用装備であるシフトノブ、パーキングブレーキハンドル、スポーツペダルなどにより、内外装の世界観が統一されています。「smart fortwo BlackSilver edition」の価格は2,990,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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