STIが2019年のレース体制を発表。盤石の体制で勝利を目指す!

■富士スピードウェイで今シーズンのレース体制を発表!

●SUPER GT、ニュル24時間、全日本ラリー、86 & BRZで栄冠を目指す!

スバル・STI(スバルテクニカインターナショナル)は、3月10日(日)に富士スピードウェイで開催されたSTI MOTORSPORT DAYにおいて、今シーズンのレース活動の体制を発表しました。今シーズンは熟成された盤石の体制で、どのカテゴリーでも勝利を目指すことが発表されました。

SUPER GTに参戦する「SUBARU BRZ GT300 R&Dスポーツ」は、今シーズンも井口卓人・山内英輝がコンビを組むことが発表されました。コンビ愛も深く常に一緒にいることが多い両ドライバーはコンビネーションもバッチリ。今シーズンも息のあったドライビングで優勝を目指します。

 

 

ニュルブルクリンク24時間レースに参戦する「SUBARU WRX STI NBRチャレンジ」は昨年に引き続き、井口卓人、山内英輝、カルロ・ヴァンダム、ティム・シュリックの4人がドライブを担当します。井口選手は昨年からスバルチームで走り始めていますが、山内選手とはSUPER GTでもコンビを組むことで、意思疎通やマシン開発も順調に進んでいるそうです。カルロとティム選手は長い期間スバルでニュルに挑戦しているドライバーです。特にカルロ選手は10年という長期に渡り参戦しており、その中でスバルの優勝の時には必ず参戦しているという、スバ ルとニュルとの関わり合いの中で外すことのできないドライバーでもあります。

 

 

また同時に、全日本ラリー選手権では、WRX STIで新井敏弘、勝田範彦、鎌田卓麻の3名が今シーズンも三つ巴の戦いを繰り広げていくそうです。86 & BRZのワンメイクレースでは井口卓人、久保凛太郎、池島実紅の3名がBRZを駆って86に挑んでいくことが発表されました。

 

ドライバーラインアップは去年から変更はありませんでしたが、それだけマシンに対する習熟度が高まり、より熟成されたチーム環境で、マシン開発のコミュニケーションもやりやすいのは良いことと思われます。今シーズンの各カテゴリーの戦いに注目です。

(テキスト&写真/雪岡直樹)