米・ライドシェア大手のウーバー・テクノロジーズに約550億円を出資すると発表したトヨタ自動車。
両社は双方の自動運転技術を融合させた車両を製作、2021年にウーバーのライドシェアサービスに導入する計画のようです。
ロイターによると、トヨタのミニバン「シエナ」をコネクテッドカー化し、初代ライドシェアサービス車両として米国で数百台導入する考えのようで、その後、数万台規模の自動運転車両展開を視野に入れている模様。
トヨタとウーバーは協業を通じ、量産型自動運転車両の運営や第3者を含めた運営会社についても検討しているようで、将来的には他のライドシェアサービス会社等に自動運転車を外販する可能性もあるそうです。
両社は今後、協業拡大によりライバルに攻勢をかけるべく連携を強化、Google系のウェイモ等に対抗する考えのようです。
(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)
【関連記事】
「空飛ぶタクシー」が2020年代前半にも登場!? 米・ウーバーがサービス実現に意欲満々!
https://clicccar.com/2018/09/01/624507/
世界の自動車各社がこぞって「ライドシェア」大手との提携を急ぐ理由とは?
https://clicccar.com/2018/08/29/623266/
世界初! 乗客を乗せた「自動運転タクシー」が都内公道で営業実証実験開始
https://clicccar.com/2018/08/28/622738/
世界の自動車会社に「自動運転技術」を提供へ。トヨタ系4社が新会社を設立
https://clicccar.com/2018/08/27/622284/
米・フォードが完全自動運転車開発に本腰! デトロイトに新会社を設立し4,400億円を投資
https://clicccar.com/2018/07/26/612205/