ル・マン24時間で優勝した中嶋一貴選手に愛知県岡崎市から「市民栄誉賞」

レーシングドライバーの中嶋一貴選手が第86回ル・マン24時間耐久レースで見事優勝したことを受け、本人の出身地である愛知県岡崎市から市民栄誉賞が贈られました。

岡崎市の内田市長は「今回の優勝はまさしく快挙であり、本市にとっても誠に誇らしい」とコメント。父の中嶋悟氏に続く初の親子2代受賞を称えました。

授与式に出席した中嶋一貴選手は「岡崎市民としてこれ以上無い名誉ですが、ちょっと気恥ずかしい気も。沢山の方にお祝い頂き、有難うございました」とコメント。

振り返ればトヨタがル・マン24時間レースに初挑戦した1985年から実に33年。20回目の挑戦で遂に初優勝を果たしたことになります。

TS050 HYBRID 8号車に乗る中嶋選手はポールポジションからスタートを切り、全388周(約5,300km)を走破。トップチェッカーを受け、サルト・サーキットに集まった256,900人のモータースポーツファンを魅了しました。

7号車の小林可夢偉選手とのトップ2を1度も譲らないレース運びを展開。2012年の参戦時よりも35%の燃料消費減を実現しているそうです。

TOYOTA GAZOO Racingは、ル・マン初勝利の勢いに乗り、WECの次戦となるシルバーストーン6時間レース(8月17-19日)においても勝利を目指すとしています。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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