【新型シビック・セダン試乗】独特なボディサイズ、実は3シリーズやCクラスと同サイズ。もちろんコスパは抜群

新型シビック セダンは、全長4650mm・全幅1800mmというサイズを持つ4ドア車両です。実はこのサイズ、国産セダン界隈では独特なボディサイズといえます。

例えば同じ1.5Lエンジンを積む(ラインナップを持つ)カローラアクシオは全長4400mm・全幅1695mmです。

つまり、今回のシビックは1800mmの全幅をとらえて「大きくなった」「もはやこれはシビックではない」という風に言われるケースが多かったのですが、実は全長も大きくなっていたのです。

さて国内市場で見ると独特のボディサイズを持つシビックですが、世界に目を向けるとちょっと意外な事実が判明します。実はBMW・3シリーズやメルセデスベンツ・Cクラスとほぼ同じ寸法なのでした。

 

ちなみにBMW・3シリーズは全長4645mm・全幅1800mmと、シビックセダンとほぼ一緒。メルセデス・ベンツのCクラスは全長4690mm・全幅1810mmです。国内だけで見ると独特なボディサイズですが、世界基準で見れば最もライバルが多くひしめきあってるカテゴリーだと言えることができます。

ただしこれを価格の面で見ると、また様相が異なってきます。3シリーズやCクラスを購入するには400万円台中盤以降のお金を払う必要がありますが、シビックは265万円です。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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