クルマへの熱い想いを象徴する、ファッションアイテムの数々【バンコク・モーターショー2018】

タイのバンコク近郊で3月28日から4月8日まで開催中の「第39回バンコク・インターナショナル・モーターショー」では、プレミアムブランドのファッションアイテムが数多く展示販売されていました。

かつて日本でもクルマ関連やレース関連のファッションアイテムは多くの人の人気を集めていました。今はそうしたことがなくなり、誰もがファストファッションという雰囲気なのですが、まだまだタイではクルマ関連のファッションやグッズが人気のようです。ナイトマーケットなどにいくと、どうみてもこれはパチモンだろ、というような商品がたくさん見られます。

  

とくにプレミアムブランドはファッションアイテムやグッズの販売に余念がありませんでした。逆に日本のブランドなどはあまりファッションアイテムの販売には力が入っていない感じがします。

プレミアムブランドのクルマは手に入れることができないけど、そのあこがれは強くせめてポロシャツくらい、せめてバッグくらい……というような人も多いのでしょう。これはまさしくクルマ好きの熱いハートが伝わってくる現象。そしてクルマにあこがれを持っている時代の象徴なのでしょう。

(文・写真:諸星陽一)

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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