過酷な条件下ほど「笑顔になれる」SUBARU車の驚異的なパフォーマンスとは?

昨年の4月1日に富士重工業株式会社から株式会社SUBARUへと社名を変更したスバル。

「モノをつくる会社から笑顔をつくる会社へ」をキャッチフレーズに掲げましたが、具体的にどのように笑顔を作り出すのか?その答えの一つが1月に開催されたメディア向けの雪上試乗会で見つけることができました。

SUBARU車は、従来から雪に強いとされ、豪雪地帯に住むユーザーやウインタースポーツを楽しむユーザーから支持されてきました。そうした悪路での強さの秘密が水平対向エンジンを核とする「シンメトリカルAWD」です。

車体の中心から左右一直線に配置されたレイアウトと、常に4輪に駆動力をかける”常時4輪駆動”により、クルマ全体のバランスと抜群のトラクションが雪道などで威力を発揮します。

実際、海外の動画などでSUBARU車が雪道でスタックした大型トレーラーやパトカーを救出するシーンを目にしたこともある方は多いのではないでしょうか。

この卓越した走りのポテンシャルに加え、アイサイトや水平対向エンジンならではの衝突時にエンジンが車室内へ入り込みにくい構造をはじめとした高い安全性能により、安心してドライブを楽しむことができるのです。

今回の雪上試乗会では、圧接路からアイスバーンまで様々な路面状況の中、ドライバーが雪道というストレスを感じる状況でも、先に述べたシンメトリカルAWDに加えVDC(横滑り防止装置)やXVやフォレスター、アウトバックといったSUVモデルに搭載されるX-MODEと呼ばれる走破性を高めるシステムなどにより、雪上走行に不慣れなドライバーでも、クルマがアシストすることで疲労を軽減。疲れやストレスからくる事故を減らすことにつながるといえるでしょう。

雪上試乗会のコースは一般道がメインとなっていましたが、雪深い山中にある秘境の温泉などをめぐり、終着地安比高原スキー場を目指しました。今回の市場ではSUBARUの新プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM=SGP」を採用したインプレッサとXVを交互に試乗。雪道での走破性に加え、静粛性や走行安定性など、従来のプラットフォームからさらに磨きをかけた走りの良さがドライバーに安心感を与えてくれます。

もちろん、従来のプラットフォームを採用しているモデルも、十分な走破性を有し、実際20年以上にわたり、趣味のスキーや取材へとSUBARUを愛用している筆者はだれよりもその恩恵を感じています。

終着地である安比高原スキー場では、今年5周年を迎える「ゲレンデタクシー」が開催されており、だれでもSUBARUの持つ高いポテンシャルを気軽に楽しく体感できました。

クリッカーでも毎年取材を重ねてきたゲレンデタクシーですが、斜面をスタッドレスタイヤだけでぐいぐいと登っていくたくましい走りに同乗した参加者の皆さんの笑顔に「モノをつくる会社から笑顔をつくる会社へ」というキャッチフレーズを見つけることができました。

何よりも安全性を最優先し、走破性、運動性能、衝突安全、疲労軽減のすべてが安全につながるという考え方のもと作られるSUBARU車だからこそ、過酷な状況で笑顔になれると感じました。

誰でも気軽にSUBARUの高いポテンシャルを感じることのできる「ゲレンデタクシー」は、明日から2日間、苗場スキー場にて今シーズン最後の会場として、最大規模で開催されます。ぜひ皆さんも会場に足を運んで体感してみては?

(井元 貴幸)

【関連リンク】

ゲレンデタクシー2018
https://www.subaru.jp/gelandetaxi/