2018年にフルモデルチェンジされると噂のメルセデスの本格クロスカントリービークル「Gクラス」の姿が公開されました。
といっても、カモフラージュ柄となっていますが、丸目ヘッドライトやスクエアなボディなどGクラスの伝統を守った姿であることが確認できます。この画像は、オーストリア・グラーツ近くの山中にあるテストコースにて撮影されたもので、この厳しいテストコース内だけで2000kmもの走行をしているということです。
フルモデルチェンジにおいて、現代的にアップデートされていますが、真のクロスカントリービークルとして「伝統的なラダーフレーム、2.93とローレンジの副変速機、前中後の100%デフロックシステム」といった装備は欠かせないものとなっているといいます。
フロントサスペンションは取り付け位置にも配慮したダブルウィッシュボーン、リアはリジットアクスルを採用しているとアナウンスされています。
トランスミッションは悪路を考慮したプログラミングを受けた9速AT、駆動力は前後40:60の比率で配分されるフルタイム4WDとなっているということです。さらに悪路走破性に関わるボディディメンションでは、グランドクリアランスが241mm、アプローチアングル31度、デパーチャーアングル30度、ランプブレークオーバーアングル26度と、いずれも旧型より向上していると発表されているのも注目です。
(山本晋也)