ボルボのエントリーモデルであり、Cセグメントに分類される「V40」。
昨年末に100台限定で発売された「V40 T2 Navi Edition」は、その名のとおり純正ナビ(HDDナビ/ 203,600円相当)、純正ドライブレコーダー(55,600円相当)を標準装備しながら299万円に据え置いたお買い得な特別仕様車で、ボルボの初売りの目玉になっています。
もちろん、40シリーズのほかグレードと同様に、歩行者エアバッグをはじめ、「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム」、「全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」、「BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)」など11種類以上の先進安全・運転支援技術を含む「インテリセーフ」を標準装備。ボルボに期待される安全性の高さが美点となっています。
また、ボルボ純正のドライブレコーダーも気になるところ。ここ数年は、自動車メーカーやインポーターの広報車両にもドラレコの導入が進んでいて、ボルボの広報車にはまだドラレコが導入されていないようでした。安全性に対して非常に真摯に取り組んでいるボルボでは、衝突時の安全性が担保されないということで、装着できないという事情があったからのようです。
今回、「V40 T2 Navi Edition」に標準化された純正ドライブレコーダーは、スウェーデン本社のEMS(電波妨害確認)テスト、クラッシュテストを含む、ボルボの安全基準に従って開発されたそうです。
電源オンからオフまで自動的に常時記録され、Wi-Fi接続によるスマートフォンでの視聴や動画の保存、設定変更を直感的に手元で行うことも可能。万一に備えるだけでなく、楽しい思い出も残せる純正ドライブレコーダーになっています。
「V40 T2 Navi Edition」は、1.5Lの直列4気筒直噴ターボを搭載し、6ATとの組み合わせ。ボディカラーはブラック、パッションレッド、アイスホワイト、アマゾンブルーの4色。価格は299万円です。
(塚田勝弘)