3台の「TOYOTA Concept-愛i」シリーズが出展される今年の東京モーターショー。
「TOYOTA Concept-愛i RIDE」は、「人にやさしい都市モビリティ」をコンセプトに掲げたユニバーサル性を重視した小型モビリティです。
ガルウィングドアや電動ユニバーサルスライドシート、ジョイスティックなどが採用され、車いすユーザーにとって使い勝手のよいモビリティを追求したとしています。
現在の福祉車両は、市販車を仕立てたモデルですが、「TOYOTA Concept-愛i RIDE」は上記のような装備に加えてシートレイアウトや自動運転機能により、誰でも「安全・安心」に運転できるのが特徴。
福祉車両や高齢者をターゲットにしているだけでなく、シェアリングサービスでの活用も想定するなど、次世代のシティコミューターとしての姿も提示しています。より多くの人と共有することで、ユニバーサルなモビリティを手軽な存在にしたとしています。
サイズは全長2500×全幅1300×全高1500mmで、ホイールベースは1800mm。2人乗りのEVで、航続可能距離100〜150km程度としています。
(塚田勝弘)