西日本は「うどん派」、東日本は「蕎麦派」とは聞きますが、筆者はどっちも好きです!
西日本では少数派かも知れない蕎麦ですが、阿蘇地方では「そば街道」もあるほど蕎麦に力を入れています。
美味しい蕎麦を提供しているだけではなく、その蕎麦の花畑も楽しめるのが波野地区です。
道の駅【波野】から約5km、波野高原【波野 そばの花公園】は今が満開の時期を迎えています。蕎麦畑の向こうには、阿蘇五岳:左=根子岳、右=高岳が顔を覗かせ、アマチュアカメラマンも多く撮影に訪れる隠れスポットです。
正確な番地は設定されていないので、カーナビなどで検索する場合は「阿蘇市波野大字波野」(JR波野駅、波野小学校・波野中学校の近く)と設定してください。
「そばの花公園」の看板がある駐車場から丘の上まで、5分ほど歩いて行きます。トイレはありません。
約700万本もの蕎麦の花が咲き誇り、一面に白いじゅうたんが広がっています。ミツバチもせっせと蜜を集めていて、阿蘇で蕎麦蜂蜜を見たら「ここで採れた蜜かな?」と想像しちゃいます。
道の駅【波野】では、そば打ち体験もできます。2名から受付、時間は10時~16時までで、料金は一人たったの500円! 体験時間は約40分です。
当日受付も行っていますが、予約状況によっては実施できない場合もありますのであらかじめ確認してください。
道の駅【波野】に併設の蕎麦屋さん「岩戸開」で昼食に「とろろ蕎麦」をいただきました。シコシコと歯ごたえのいい麺で、蕎麦の香りも豊かです。
道の駅売店には蕎麦ソフトクリームもあります。ミニサイズもあるので、コケモモと2種類食べ比べられますよ!
来る10月7日(土)には、道の駅【波野】に併設の「神楽苑」にて神話の里の秋祭り【神楽フェスティバル】が開催されます。
時間は10時〜21時、今年は初の夜神楽も公演される予定です。公演のない日でも、「神楽館」でにて中江岩戸神楽を中心に全国の有名な神楽のパネル、神楽の面、衣裳などを展示しています。
入館料は大人200円、毎月第2水曜日・年末年始は休館です。
阿蘇一帯の新蕎麦は、だいたい11月の初旬~中旬くらいになります。【波野高原新そば祭り】は11月中旬に開催予定です。待ち遠しいですね!
(松本しう周己)