2017年8月19日(土)、20日(日)に「ツインリンクもてぎ20thアニバーサリーデイ ツインリンクもてぎ2&4レース」が開催されます。
「2&4レース」はMFJ全日本ロード選手権第6戦JSB1000クラス(2輪)と全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦(4輪)と国内最高峰のレースを両方見ることができる、モータースポーツファンにとってたまらないイベント。
レースだけでも贅沢ですが、今年の「2&4レース」はツインリンクもてぎ開業20周年を記念したイベントが盛りだくさんなんです! なかでも特に見逃せない、注目イベントはというと・・・。
まずは、8月20日(日)に開催される「タイムトラベルレース」。ツインリンクもてぎの歴史を彩ったSUPER GT・JGTC(全日本GT選手権)の3メーカーのチャンピオンマシン、さらにロードレース世界選手権であるWGP、MotoGPを席巻したHondaの歴代チャンピオンマシンが集結します。
一体どのような歴代マシン達が登場するのか、参加マシンとドライバーをどどーんと紹介しちゃいます!
■2000年JGTC GT500チャンピオンマシン Castrol 無限 NSX (ドライバー:道上龍選手)
1996年JGTCに参戦を開始。初年度の1994年以来スカイライン、マクラーレン、トヨタ・スープラなどがタイトルを獲得してきましたが、NSXは1998年初優勝を記録すると、その後もトップ争いを続け2000年に念願のチャンピオンを獲得しました。
■2008年SUPER GT GT500チャンピオンマシン XANAVI NISMO GT-R (ドライバー:本山哲選手)
2007年までフェアレディZで参戦したニッサン勢は、2008年にマシンをNISSAN GT-Rにスイッチ。NISMOは本山選手とブノワ・トレルイエ選手のコンビで開幕から2連勝し、全9戦中3勝の活躍をみせ、 見事ドライバーズチャンピオンを獲得しました。
■2013年SUPER GT GT500チャンピオンマシン ZENT CERUMO SC430 (担当ドライバー:立川祐路選手)
2006年からレクサスSC430を投入。2011年には立川選手・平手晃平選手ペアで常にチャンピオン争いに絡む強さを見せつけ、2013年レクサスSC430で立川選手は自身3度目のチャンピオンを獲得しました。
■1999年 GP250 Honda NSR250
1986年にデビューした250ccマシンで、ロードレース世界選手権(WGP)や全日本ロードレースなどで数々のチャンピオンを獲得した名車。国内では岡田忠之選手、宇川徹選手、加藤大治郎選手、青山博一選手らがNSR250でタイトルを手にし、世界に進出しました。そして2001年に加藤選手がNSR250で、2009年には青山選手がRS250RWでWGP250ccクラス世界チャンピオン獲得という快挙を成し遂げたのです。
1984年ロードレース世界選手権(WGP)にデビュー。翌1985年にはフレディ・スペンサー選手が7勝を挙げてチャンピオンを獲得しました。その後も2002年までの19年間で計10回ものチャンピオンに輝いた名車です。
■2002年 MotoGP RC211V (担当ライダー:玉田誠選手)
ロードレース世界選手権の最高峰が2ストローク500ccから4ストローク990ccに変更となった2002年、ホンダはニューマシンRC211Vを投入。全16戦中14勝の活躍をみせました。
■2016年 MotoGP RC213V (担当ライダー:青山博一選手)
RC211V、RC212Vと進化したホンダのMotoGPマシンは、エンジン排気量の上限が1,000ccとなった2012年にRC213Vを投入。ダニ・ペドロサ選手が7勝、ケーシー・ストーナー選手が5勝を記録しマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得しました。 今シーズンもマルク・マルケス選手とペドロサ選手がランキング上位で争っています。