「エマージェンシーブレーキ」や「アラウンドビューモニター」などの先進安全装備の採用のほか、非常に重要な内・外装デザインの刷新も行われています。
簡単にいえば「カッコいい」スタイリングにしたということで、顔の表情を精悍にするため、ヘッドライトを変更。ハイ/ロービームをLED化し、視認性向上と従来のキセノンよりも約6倍の高寿命を実現したとしています。
リヤではコンビランプを変更。新たにLEDリヤコンビランプを設定し、非視認性と見栄えを良くしています。
そのほか、ボディカラーに「インペリアルアンバー・パール」をはじめ、「ダークグレー・メタリック」、「マルーンレッド・マルチフレックスパールメタリック」、「ファントムブラック・パール」の新色4色を設定し、計8色のカラーラインナップとしています。
内装では、ステアリングやエアコンパネル、2DINサイズのディスプレイなどを変更。プレミアムGX、GXグレードは、ステアリングのデザインをシルバー加飾が施されたモダンな意匠に変更し、ブラック生地にホワイトのラインをランダムに配したシートファブリックを採用するなど、クオリティアップが図られています。
エアコンのパネル部にピアノブラック加飾を施すことで質感を向上。2DINサイズのメーターは、視認性と操作性のアップが狙いです。
使い勝手の面では、「アラウンドビューモニター」のほか、住宅街などで深夜、早朝に大きな音を立てずに全閉できる「バックドアオートクロージャー」、視認性に優れた液晶モニターと大きなスイッチにより操作性を向上させた「オートエアコン+リヤクーラー」が設定されています。
こうした内・外装デザインの細かな刷新や使い勝手の改良により、ユーザーの心が掴めるか注目が集まります。
(文/写真 塚田勝弘)